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日本公式サイト特別コラム 金谷拓実が見た「全英オープンの景色」前編
全英オープン初日の金谷

2018年の「アジア・パシフィックアマチュア選手権」で優勝し、今年の第148回全英オープン出場を決めた金谷拓実選手(東北福祉大3年)。21歳の目に映った最古のメジャーとは? 日本公式サイト独占のコラムをお届けする。

すべてはここ、昨年10月のアジアアマから始まりました!

 

日本出発、北アイルランド到着!

羽田空港に着いたのは7月11日(木)の22時ごろ。空港に来る前に、お寿司をいただきました。英気を養って「行くぞ!」といいたいところなのですが、ハッキリいって現地に何があるか皆目見当がつきません。北アイルランド上陸は楽しみなんですけどね。コースも知らないし、行ったことがあるという宮里優作さんにレクチャーをうけたぐらい。期待と不安が入り混じった出発です。

行ってきます!

 

というわけで深夜に日本をたち、11時間のフライトを経て現地時間7月12日(金)に北アイルランドへ到着。写真の白い家が今回の宿ですが、到着直後は松山英樹先輩の家でカレーをいただき、旅の疲れを癒やしました。

ここが疲れを癒やす今回の家です!

 カレーをいただきました

風情がありますよね

部屋がかわいい!

 

いよいよ明日の土曜日はコース入りして練習に臨みます!

 

ローアマへ向けて

 

さぁ、いよいよ全英オープン、そしてロイヤルポートラッシュGCへの挑戦です。土曜日にアウト9ホール、日曜日に18ホール、そして月曜日は1~3番と12~18番の変則10ホールをそれぞれラウンドしました。

やっぱり寒いですね

 

率直な感想は「フェアウェイが狭いし、グリーンも小さいし、すごく難しい!」。土曜の時点で、しっかり準備しなければいけないと気が引き締まったわけです。フェアウェイやグリーン周りがうねっていて、グリーンを外したら難しいアプローチが残る。いいポジションに運んで、パーオンすることを繰り返すのみとイメージしました。

スタートホールに立つと、いやでも身が引き締まります

グリーンの調子もつかまないと

 

そして、16日の火曜には松山英樹さん、堀川未来夢さんととともにアウトの9ホールをラウンドしました。先輩の松山さんは、2011年のマスターズで日本人初のローアマチュアに輝いています(27位タイ)。ボクは今年のマスターズに出場して予選を通りましたが、最終的には58位タイ(5オーバー)に終わってローアマを逃しました。

松山さん、堀川さんと練習ラウンドを一緒にさせていただきました

 

悔しかった。だからこそ今回は予選通過が最初の目標であり、ローアマを取ってさらに上位で戦いたい。いい状態で試合に臨むためにも、明日のラスト練習日、調整に努めます。

後編へ続く