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松山英樹17位、星野陸也41位で最終日へ B・ハーマンが5差独走でメジャー初Vに王手
松山英樹は25位から17位に順位を上げて最終日に臨む(撮影:福田文平)

<全英オープン 3日目◇22日◇ロイヤル・リバプールGC(イングランド)◇7383ヤード・パー71>

今季最後のメジャー「全英オープン」は3日目の競技が終了。5打差の首位でスタートしたブライアン・ハーマン(米国)がこの日も2つ伸ばしトータル12アンダー。その差をキープしたままメジャー初優勝に王手をかけた。勝てば1963年のボブ・チャールズ(ニュージーランド)、2013年のフィル・ミケルソン(米国)に次ぐ、3人目のレフティ全英優勝者となる。


ハーマンはメジャーの重圧からか、出だしの1番、そして4番をボギーとして一時はトータル8アンダーまで落とした。しかし、5番、9番とバーディを奪ってスタート時点のトータル10アンダーに戻すと、後半も12番、13番と連続で獲って、後続を引き離した。
 
ハーマンを5打差で追うのは、昨年大会で2位に入ったキャメロン・ヤング(米国)。6バーディ・1ボギーの「66」を叩き出してトータル7アンダーまで伸ばし、2年連続の優勝争いに加わってきた。
 
この日、凄まじい追い上げを見せたのは世界ランキング3位のジョン・ラーム(スペイン)だった。トータル2オーバー・39位タイからスタートすると、9番からの4連続を含む8バーディ・ボギーなしの会心のゴルフでトータル6アンダーまで伸ばし、36人抜きの単独3位に急浮上。3日目のベストスコア「63」はコースレコードを更新している。
 
また、トータル5アンダー・4位タイグループには、トミー・フリートウッド(イングランド)、ビクトル・ホブラン(ノルウェー)、ジェイソン・デイ(オーストラリア)、セップ・ストレイカ(オーストリア)、アントワヌ・ロズネル(フランス)がひしめく。出だしの5ホールで3バーディと追い上げが期待されたローリー・マキロイ(北アイルランド)は、その後バーディを奪うことができず、トータル3アンダー・11位タイにつけている。
 
日本勢は松山英樹と星野陸也が決勝ラウンドに進出。松山は2バーディ・ボギーなしの「69」をマークしてトータル2アンダー・17位タイ、星野陸也は2バーディ・1ボギーの「70」と1つ伸ばしてトータル1オーバー・41位タイで最終日に進む。


<ゴルフ情報ALBA Net>