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身長2m超え“南アの巨人”が全英で首位発進! アマチュアのランプレヒトって誰だ?
で、でかい! アマチュアで首位タイ発進を決めたランプレヒト(撮影:GettyImages)

<全英オープン 初日◇20日◇ロイヤル・リバプールGC(イングランド)◇7383ヤード・パー71>
 
今季メジャー最終戦「全英オープン」の初日は、世界アマチュアランキング3位のクリスト・ランプレヒト(南アフリカ)が7バーディ・2ボギーの5アンダーで回り、首位タイで発進した。


身長203㎝と突出した体格の持ち主のランプレヒトは、米国のジョージア工科大学に通う22歳。身長は遺伝で、父が193㎝、祖父が203㎝、曾祖父は213㎝だそうだ。6月の「全英アマ」で優勝して今大会と、来年の「マスターズ」「全米オープン」の出場権を獲得。今回の全英がメジャー初出場だ。
 
魅力は、その恵まれた体格から繰り出される飛距離だ。この日のドライビングディスタンスは平均325ヤードを記録。フィールド平均の293ヤードを上回る全体3位の数字をたたき出すなど、プロ顔負けのパワーを持つ。
 
全英ではアマチュアとして12年ぶりの首位発進を決めたランプレヒトは「緊張したのは最初のティショットだけだったと思う。その後キャディが『アマチュアとして出てるんだから、ストレスを感じる必要はないよ』と言ってくれた。その後からは楽しくプレーできたよ」と大物感を漂わせる。
 
過去にアマチュアとして全英を制したのは、球聖・ボビー・ジョーンズを含め、3名のみ。今回でアマ優勝を成し遂げれば、93年ぶりの偉業となる。「生意気を言うわけじゃないんだけど、僕は自分のことを信じている。ティボックスに足を踏み入れたら、自分がその場で一番だと信じるべきだ」。この男なら新たな歴史を刻むかもしれない。


<ゴルフ情報ALBA Net>