Skip to main content
ニュース
ロイヤルリバプールは「全員が雨男(笑)」 平田憲聖が3ラウンド目で感じたコースの変化
平田憲聖が初の全英に挑む。“雨男”がその実力も発揮する?(撮影:福田文平)

<全英オープン 事前情報◇19日◇ロイヤル・リバプールGC(イングランド)◇7383ヤード・パー71>

日本最終予選会を兼ねた「~全英への道~ミズノオープン」を制した平田憲聖にとって、この全英が初めての海外メジャー。“プラチナ世代”の平田にとって22歳での大きな挑戦となる。「こんなに早く実現するとは思っていなかった」と話すものの、目標のひとつとして掲げていた舞台に立ち、「すごい興奮している。コースの難しさを感じて、どこまでやれるかとか、いろんな気持ちがある」と木曜日に迫った開幕を待ちわびる。


練習は3ラウンドとみっちり行った。というのも、水曜日はハーフで切り上げようと思っていたが、「風向きが逆で経験したことがなかったので、しておきたいなと思って回った」。少し北寄りになった海風が気になり、バックナインに突入。54ホールをこなすと、コースの見え方も天候によって大きく変わってくる。

この日は朝から快晴だったが、これはロイヤルリバプールでは珍しいこと。火曜日は雨が降りしきり、月曜日は雨が降ったり止んだりで、風が強く吹いた。今季は雨中で好成績を出していることから“雨男”の異名もつけられ始めているが、「雨男は僕だけじゃないと思う。全員が雨男、ロイヤル・リバプールのひとが(笑)」と冗談めいてニヤリ。ちなみに、トーナメントは毎日雨が降りそうな予報になっている。

「自分のゴルフをして、4日間戦うことがまず目標。そこをクリアできるように、毎ショットベストを尽くしたい」と意気込む。天候に大きく左右されるリンクスを味方に、持っている力を十分に発揮したい。(文・笠井あかり)


<ゴルフ情報ALBA Net>