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初出場のコリン・モリカワが逆転で全英制覇 スピース2位、ラームは3位で終戦
コリン・モリカワが歴史的快挙でメジャー2勝目|(撮影:GettyImages)

<全英オープン 最終日◇18日◇ロイヤル・セントジョージズGC(イングランド)◇7211ヤード・パー70>

今年の海外メジャー最終戦となった「全英オープン」は最終ラウンドが行われ、首位のルイ・ウーストハウゼン(南アフリカ)と1打差の2位からスタートした24歳のコリン・モリカワ(米国)がボギーなしの4バーディを奪い、トータル15アンダーで逆転勝利。2020年の「全米プロゴルフ選手権」に続くメジャー2勝目、米ツアー通算5勝目を飾った。

前半は静かな展開が続いたモリカワだったが、ウーストハウゼンが4番でボギーを叩き首位に並ぶと7番から3連続バーディを奪い一気に突き放した。後半に入っても14番でバーディを奪い、厳しいパーパットを入れるなど、スコアを伸ばして浮上したジョーダン・スピース(米国)を振り切った。メジャー8戦で2勝目。メジャー2勝がともに大会初出場での優勝となり、史上初の快挙を達成した。

トータル13アンダーの2位にスピース。トータル11アンダーの3位タイにジョン・ラーム(スペイン)とルイ・ウーストハウゼン(南アフリカ)。ディラン・フリッテリ(南アフリカ)がトータル9アンダーの5位に入った。

この日5つスコアを伸ばしたブルックス・ケプカ(米国)がトータル8アンダーでマッケンジー・ヒューズ(カナダ)とともに6位タイ。世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)はトータル7アンダーの8位タイ、「65」をマークしたブライソン・デシャンボー(米国)はトータル2アンダーの33位タイで大会を終えた。

日本勢でひとり決勝ラウンドに進んだ木下稜介は2バーディ・1ボギーの「69」で回り、トータル2オーバーの59位タイ。ドイツのマティアス・シュミッドがトータル2オーバーの59位タイでローアマに輝き、シルバーメダルを獲得した。

優勝したモリカワは2週後の東京五輪にも出場予定。日系のモリカワが日本でその実力を見せつけることになる。