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本日のハイライトはイーグル! 永野竜太郎が初メジャーで見せた「狙いどおり」のショット
永野竜太郎はイーグルありのメジャーデビュー|(撮影:GettyImages)

<全英オープン 初日◇15日◇ロイヤル・セントジョージズGC(イングランド)◇7211ヤード・パー70>

海外メジャー初出場の永野竜太郎が1イーグル・2ボギーのイーブンパーで回り、48位タイで初日のプレーを終えた。現地時間の午後4時16分スタート。最終組で出た永野がホールアウトしたころは、すでにあたりは暗かった。

スタートから10ホール連続でパーを重ねた。「バーディかボギーかどっちか早く来てくれと思っていました」と息苦しい展開が続いていたなかで、11番でこの日初めてスコアが動いた。結果は3パットのボギー。それでも「しゃあない」と気持ちを切り替えると、12番で一番のハイライトが訪れた。

「ティショットがいいところに行ったので、バーディを狙おうと思った」と、66ヤードの2打目に力を込めた。60度のウェッジで放たれたボールは、ピンの奥1メートルに落ちるとバックスピンで戻りそのままカップイン。イーグルで初出場を祝った。

その後15番ではティショットをバンカーに入れ、2打目は上がりきらずにバンカーのアゴに当たり逆戻り。それでもそこからフェアウェイに出して、4打目をピンに絡めて“ナイスボギー”。暗くなる一方のコース上で、最後の最後まで粘りを見せてホールアウトした。

「簡単にボギー打たなかったのがよかったと思います」と、初の大舞台でも臆することなく、自分のゴルフを貫いた。「今の自分の実力を出して、それでどういう結果になるか。目標とかは特にないです」。目の前の一打一打に集中することによって、崩れることなく上々の位置にとどまった。

全英ならではの“夜9時ホールアウト”から、2日目は午前11時15分のスタート。予選通過を目指す第2ラウンドでも、平常心と無欲がゆえの集中力を持続して、スコアを作り上げていく。