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「どの試合でも優勝目指す」 金谷拓実、五輪逃した悔しさは全英で晴らす
金谷拓実が2度目の全英へ!|(撮影:GettyImages)
<全英オープン 事前情報◇14日◇ロイヤル・セントジョージズGC(イングランド)◇7211ヤード・パー70>

金谷拓実が2年ぶり、2度目の「全英オープン」に向けて意気込みを語った。大会前日、公式会見に出席した金谷は、新たに所属契約した『Yogibo』のキャップで登場。「自分のベストを尽くして頑張りたい」と、強い気持ちで向かうことを宣言した。


2年前はアマチュアとして参戦して予選落ち。今回はリベンジの場となる。目標としていた東京五輪への出場も逃したが、「落ち込んだりはしたけど、とにかく前を向いて、今はこの全英オープンだったり、そのあとの試合のことだったり、もっともっといいプレーができるように頑張りたいです」と、目の前の戦いに集中する。

プロになって1年目。予選落ちに終わった5月の「全米プロゴルフ選手権」からの欧米遠征も、ひとまず今週がその最終戦。「2カ月間アメリカとヨーロッパでプレーしてきて、レベルの高い選手と同じフィールドでプレーしたという経験は2年前と比べて持っているので、そういう風な自信はあるんじゃないかと思います」。集大成と位置づける戦いで、さまざまな悔しさをぶつけることになる。

欧州男子ツアーの臨時メンバーにも登録している金谷。もちろん今週の結果次第では、来季の欧州シード獲得の可能性はまだ残されているため、帰国後のスケジュールは「まだ分からない」と、再び海外に出場する可能性も示唆した。

米国で参戦した2試合はいずれも予選落ちで、欧州に移ってからは17位タイ、28位タイと調子も悪くないが、求めるものはそこではない。「どの試合でも優勝を目指してやっている」と、頂点を目指す戦いには変わりない。「このコースは特に難しいので、初日のプレーが大事。アンダーパーで回るのが一つの目標になる」と、はじめからギアを上げていく。

「自分のスタイルを貫くことが大事だと痛感したので、自分のできることを最大限にやっていきたい」。海外遠征最終戦、大きな花火を打ち上げる構えだ。