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【動画】2021年大会は欠場だけど……「松山英樹が見たい!2015年編」

新型コロナウイルス感染により、残念ながら2021年大会は欠場となってしまった松山英樹。今年、「マスターズ」で悲願のメジャー初優勝を飾り、出場していれば優勝候補の一角だったはずだけにファンも残念だろう。そこで、「松山ロス」を払拭して本大会を楽しむためにも、過去に出場した大会のハイライトを作成してみた。まずは動画とともに楽しんで、試合に入ったら今年出場する日本人選手を存分に応援しよう!

 

●2015年(セントアンドリュース オールドC)18位タイ

 

「ツアーでは初めて」という「ゴルフの聖地」セントアンドリュースに乗り込んだ松山。前年覇者のローリー・マキロイ(北アイルランド)が左足首の靭帯断裂による欠場と大会前はショッキングなニュースもあったが、松山自身は「今までで一番フィーリングがいい」と自信をもって初日を迎えた。

 

メジャー3連勝がかかるジョーダン・スピース(米国)、そしてダスティン・ジョンソン(米国)という再注目組の中でスタートホールはバーディ。3番も80ヤードを1.5メートルにつけバーディ、5番ではイーグル逃しのバーディ。前半を3アンダーと上々の滑り出しを見せた。

 

初日1番ホールでバーディ発進!

 

しかし、後半は失速し、終わってみれば貯金を使い果たすイーブンパー・64位タイ。2日目の巻き返しが期待されたが、その2日目は早朝から悪天候に見舞われ、3時間を超える中断を挟み全選手がホールアウトできなかった。それでも松山は逆境をはねのけ、14番まで終えて8バーディ・2ボギーと猛チャージ。3日目に持ち越された4ホールもパーとし、通算6アンダーは首位と4打差の10位タイと、メジャー初優勝に向けて大きく前進した。

 

日曜日に行われた第3ラウンドは、3バーディ・2ボギーの71。通算7アンダーとスコアを一つ伸ばしたものの順位は18位タイに下げ、首位と5打差。27年ぶりの月曜決戦となった最終ラウンドに望みを託したが、10番までに通算11アンダーまでスコアを伸ばしたものの、その後は3つのボギーをたたくなど失速し、通算8アンダー・18位タイで大会を終えた。

 

「嫌な場面でもしっかり打つ。ショットでもパットでも……。技術もそうだけど、打ち抜く心の強さが必要だと思う」

 

月曜決戦となった最終日。7番でバーディを奪い必死に上位陣を追ったが……