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【動画】2021年大会は欠場だけど……「松山英樹が見たい!2013年編」

新型コロナウイルス感染により、残念ながら2021年大会は欠場となってしまった松山英樹。今年、「マスターズ」で悲願のメジャー初優勝を飾り、出場していれば優勝候補の一角だったはずだけにファンも残念だろう。そこで、「松山ロス」を払拭して木曜日からの本大会を楽しむためにも、過去に出場した大会のハイライトを作成してみた。まずは動画とともに楽しんで、試合に入ったら今年出場する日本人選手を存分に応援しよう!

 

●2013年(ミュアフィールド)6位タイ

 

全英オープン初出場となったのは2013年だが、予選ラウンドの組み合わせは何と世界ランキング2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)、5位のフィル・ミケルソン(米国)というメーン組。全英オープンの公式ホームページのトップにも松山、マキロイ、ミケルソンの写真が並ぶほどで、大型ルーキーへの期待の高さをうかがわせた。

 

松山自身、「自分のプレーをしつつ世界のトップのプレーをみたいけど、そんな余裕ないと思うのでまずはしっかり自分のプレーをしたい」と浮き足立つことなく初日を迎えたが、いざ大観衆に見守られたスタートホールに立つと「だいぶ緊張しました。今までで一番緊張したかも」。しかし、1番で左ブッシュからナイスパーセーブを見せると、2番では約140ヤードのセカンドを50センチにつけるスーパーショットでバーディ。イーブンパーで迎えた15番、16番と連続ボギーをたたいたものの、17番はイーグル逃しのバーディ、最終ホールも大きく曲がるスライスラインを読み切り、18番グリーンに「マツヤマ!」の歓声が響き渡った。

 


初日の1番ティショット。ミケルソンも若いけど、松山も若い!

 

2日目は2オーバーとスコアを崩したものの、通算2オーバー・20位タイで決勝ラウンドへ。3日目はスロープレーによるペナルティもあり3バーディ・4ボギーの通算3オーバーとスコアを落としながら、順位自体は11位タイへ上げて最終日を迎えた。相変わらずタフなコンディションでのプレーを強いられたが、2バーディ・1ボギーと初のアンダーパーをマークし、通算2オーバー・6位タイと大健闘フィニッシュ。世界のゴルフファンに「マツヤマ」の4文字を印象づけた。

 

「また来年きて、もっともっと強くなりたい」

 


最終日の5番でバーディを奪い、大きな拍手を送られる松山