Skip to main content
ニュース
アーニー・エルスら4人がR&Aの名誉会員に選出
エルスは02年に4人のプレーオフを制して全英オープン優勝 丸山茂樹はプレーオフに1打届かず5位タイだった|(撮影:GettyImages)
カトリオナ・マシュー(スコットランド)、アーニー・エルス(南アフリカ)、パドレイグ・ハリントン(アイルランド)、ニック・プライス(ジンバブエ)。4人の偉大な全英オープンチャンピオンが“ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ・オブ・セントアンドリュース”、通称R&Aのオナラリーメンバー(名誉会員)に選出された。


同クラブの名誉会員にはジャック・ニクラス(米国)、アーノルド・パーマー(米国)、ゲーリー・プレーヤー(南アフリカ)、トム・ワトソン(米国)、ローラ・デービース(イングランド)、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)ら名手がずらりと並んでいる。同クラブのキャプテン、クリブ・エドジントン氏は「カトリオナ、アーニー、パドレイク、ニックのR&A名誉会員就任を心より祝福します」とお祝いのコメントを寄せている。

4人はみな全英オープン覇者。スコットランド出身のマシューは09年のロイヤルリザム&セントアンズで全英女子オープンを制したのを含めて世界中でツアー11勝。昨年のソルハイムカップで欧州チームのキャプテンを務め、米国を破った。

エルスはメジャー4勝、そのうち02年のミュアフィールド、12年にロイヤルリザム&セントアンズと全英2勝を誇る。世界中で73勝、アーニー・エルスファンコート基金で若手の育成にも力を注ぐ。

ハリントンは07年カヌスティー、08年ロイヤルバークデールと大会二連覇を達成、08年には全米プロにも勝利し、11年以降はR&Aのアンバサダーとして活動する。

メジャー3勝のプライスは94年のターベリー大会で全英を制覇、ツアー48勝で世界ランキング1位の座にも就いた。ジンバブエ出身のプライスはプレジデンツカップ世界選抜のキャプテンを3度務めている。

セントアンドリュース・オールドコースはパブリックで、もちろん女性もプレーは可能だからちょっと混同しそうになるが、同クラブで女性会員が認められたのは14年9月で、わずか6年前のこと。クラブハウスに女性専用のロッカールームができたのはなんと昨年のことだった。現在は全英女子オープンも主催するR&A、マシューの名誉会員は女子ゴルフ界にとってもグッドニュースとなった。