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R&Aが「THE OPEN FOR THE AGES」を記念放送

残念ながら2020年の全英オープンは中止になってしまったが(もともとの日程は7月16~19日、イングランド/ロイヤル・セントジョージズGC)、主催するR&Aは同期間中、世界中のゴルフファンに向けて3時間のスペシャル番組「The Open for The Ages」を放送することになった。

 

50年分のアーカイブ映像をベースに、ジャック・ニクラウス、タイガー・ウッズ、セベ・・バレステロス、トム・ワトソン、ニック・ファルド、ローリー・マキロイなど、ゴルフ界のレジェンドたちが競い合うチャンピオンシップをイメージして、現代的なグラフィックと新しい解説を織り交ぜながら編集。舞台となるのはセントアンドリュースのオールドコースだ。

 

7月16~18日は最初の3ラウンドを放送し、インプレークリップ、ライブリーダーボード、プレー終了時のハイライトをThe Openのソーシャルメディアチャンネルで提供。そして、7月19日に放送される最終ラウンドは、テレビ、TheOpen.com、The Openのソーシャルメディアチャンネルで世界中のファンに向けて放送される。同放送は、The OpenのパトロンであるHSBCとNTTデータの支援を受けて制作となる。

 

「The Open for The Ages」の優勝者は、1万人以上の回答を得たファン投票と、NTTデータとのパートナーシップにより開発されたデータモデルにより決定。R&Aのチーフ・エグゼクティブであるマーティン・スランバーズ氏は、

 

「世界のスポーツカレンダーから全英オープンがなくなったことをファンの皆さんは残念に思っているでしょうが、この放送が毎年全英オープンに注目している何百万人ものゴルフファンやスポーツファンに対し、本当の興味と楽しみを与えてくれることを願っています。歴史を再構築し、これまでにない規模でさまざま時代の偉大な選手を一堂に会させるという、本当にユニークな機会を提供します」

 

また、NTTデータUKのスポーツテクノロジー担当副社長であるローレンス・ノーマン氏も、

 

「テクノロジーは現代のスポーツの代名詞であり、アスリートが最適なパフォーマンスレベルで競技を行うのを支援します。さらにエキサイティングなのは、ファンの体験を向上させるためにテクノロジーが活用されることへ新たな重点が置かれたという点です。テクノロジーを通じたファンエンゲージメントの強化はスポーツの未来であり、ライブイベントのスリルに取ってかわることはない半面、The Open for The Agesはテクノロジーがスポーツ放送で可能となる境界線を、押し広げることができる点を示しています」

 

ユエン・マレー、ニック・ドハティ、ブッチ・ハーモンなどのコメンテーターが、説得力のある語り口で全英オープンに命を吹き込み、ホーム・オブ・ゴルフの魅力的なスペクタクルを提供。どんな番組が制作され、どんな結果を生み出すのか楽しみだ。

 

>>「The Open for The Ages」のプロモーション動画(YouTube)はコチラ