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“超難コース”を制したのは28歳のT・ハットン 松山英樹は56位T
タイレル・ハットンがうれしい米ツアー初優勝|(撮影:GettyImages)

<アーノルド・パーマー招待 最終日◇8日◇ベイヒルC&L(米フロリダ州)◇7454ヤード・パー72>

欧州ツアー4勝のタイレル・ハットン(イングランド)が、「アーノルド・パーマー招待」でうれしい米ツアー初優勝を挙げた。ハットンはトータル6アンダー、2打差の単独トップでスタートしながら、何度も並ばれる苦しい展開。最後は70センチのパーパットを沈めてトータル4アンダー、2位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)を1打差で振り切った。

ハットンは1番、5番と2つのボギーが先行。イム・ソンジェ(韓国)に並ばれたものの、7番、8番の連続バーディで突き放す。しかし、11番ではダブルボギーを打ち、再び混戦模様に。最終的に12番からは7つのパーを並べてスコアを守ったハットンが、硬くて速いグリーンに仕上がった難しいベイヒルC&Lを制した。

優勝インタビューでは「言葉にするのが難しい。自分のプレーもアップダウンがあって、よく踏ん張ったというのが正直な気持ちです」と笑顔を浮かべた。3位は前週の「ザ・ホンダ・クラシック」で米ツアー初優勝を挙げた好調のイム、4位にはインに入って4つスコアを伸ばす猛チャージを見せたブライソン・デシャンボー(米国)が入っている。

松山英樹は「77」と5つスコアを落として56位タイでラウンドを終えた。次週は第5のメジャーと呼ばれる「ザ・プレーヤーズ選手権」に出場する。

なお、今大会は7月にロイヤル・セントジョージズGCで開催される「全英オープン」の予選を兼ねており(3人)、すでに出場権を持っている選手を除き、5位タイに入ったキース・ミッチェル、ジョエル・ダーメン(ともに米国)、ダニー・リー(ニュージーランド)が全英チケットを獲得した。