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今季ラストメジャー開幕まであと2日! 松山英樹、開幕前の様子は?
松山英樹は土日で36ホールの調整|(撮影:村上航)

<全英オープン 事前情報◇15日◇ロイヤルポートラッシュGC(北アイルランド)◇7344ヤード・パー71>

今季最後のメジャー大会に臨む松山英樹は、68年ぶりに「全英オープン」が開催される北アイルランドで、すでに精力的に調整を行っている。

会場となるロイヤルポートラッシュGCで、現地時間の先週13日(土)に1ラウンド、さらに翌日も18ホールを回り、コースを確かめた松山。プレー中、ティイングエリアで入念にスタッフと狙いどころを相談するなど、アップダウンもあり、フェアウェイ、グリーン周りと全体的にアンジュレーションに富んだコース攻略に余念がない。また、すでにギャラリーが入っている会場をキレのあるショットで沸かせるシーンも。その歓声に、キャップのつばを触り笑顔で応えるなど、和やかなムードの中、練習ラウンドが行われた。

さらにメジャーウィークに入った15日(月)はラウンドを行わず、練習で汗を流した。ショット練習を終えると、近くのアプローチ練習場へ。そこにある広い練習グリーンを1周するように、さまざまな位置から小技を確認した。低い球や高い球など多彩な球種を確かめ、またグリーン外からパターで寄せる場面も見せるなど、全英ならではの局面に応じた練習を行った。

今季のメジャーは「マスターズ」の32位タイに始まり、「全米プロ」16位タイ、「全米オープン」21位タイという結果を残している。「全英オープン」は今回が7年連続7度目の出場で、初出場の2013年大会で記録した6位タイが、ここまでの最高成績だ。カーヌスティ(スコットランド)で行われた昨年大会はトータル4オーバーで予選落ち。それだけに北アイルランドの戦いに期待がかかる。

16日(火)は、練習ラウンドを予定。18日から始まる予選ラウンドではリッキー・ファウラー、ケビン・キスナー(ともに米国)とのラウンドが決まっている。開幕まであと2日。ここから調整は最終段階を迎える。