Skip to main content
ニュース
“後輩の背中を追う”ツアー2戦目の高柳直人、7位Tで初の予選突破
ツアー2戦目で初の予選突破を果たした高柳|(撮影:福田文平)

<〜全英への道〜 ミズノオープン 2日目◇26日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(7,415ヤード・パー72)>

国内男子ツアー『〜全英への道〜 ミズノオープン』2日目。昨年の『セガサミーカップ』でツアーデビューし、今大会は予選会を突破し出場権をつかんだ高柳直人がトータル4アンダー7位タイにつけて、ツアー2戦目で初の予選突破を果たした。


2010年にツアープレーヤーに転向した27歳の高柳。サードQTまでしか進めずになかなかツアーにたどり着けなかったが、その原因を素直に“技術のなさ”と認め、「“こんなハズでは”とか考えずに練習を重ねてきました」と地道にゴルフに取り組んできた。

今年の2月は、ジュニア時代から親交のある永野竜太郎、薗田峻輔とニュージーランドへ。合宿を共にし、当地で行われた『BMW ISPSハンダ ニュージーランドオープン』では永野のキャディを勤めた。そこで気が付いたのは「テレビで見ると自信たっぷりに打っているけど、キャディをやってみると(永野が)意外とビビッていることも感じられた。マネジメントの勉強にもなりました」。ツアーで戦うプレーヤーの意外な側面を見て、“完璧でなくてもいい”と精神的に楽になった。

永野、薗田からは常にいい刺激を受けており「自分もそういう風になっていきたい」といい目標にもなっている。この試合で上位4名に入れば海外メジャーの出場権を掴むことができるが「“自分のゴルフをやって”ですね。個人的にはまず上位に入って来週のツアー選手権の出場を決めたい。しっかり結果を残したいです」。

高柳は東北福祉大出身。「いつかは松山(英樹)のように海外で活躍したい。後輩ですが、だいぶ置いていかれてしまいました」と世界で活躍する後輩に少しでも近づくため、このチャンスは無駄にできない。

【2日目順位】
1位 :金庚泰(-11)
2位 :朴相賢(-8)
3位 :今平周吾(-7)
4位T:李尚熹(-6)
4位T:谷原秀人(-6)
6位 :M・ヘンドリー(-5)
7位T:小平智(-4)
7位T:近藤共弘(-4)
7位T:高柳直人(-4)