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【2日目展望】モンスターが牙をむく?初日アンダーパー27人、今日は何人?ミズノ勢トップ小林正則の勢いに期待
石川遼は12時10分スタート、スタートホールの模様はGOLF Net TVで生配信!|(撮影:鈴木祥)

<ミズノオープン 2日目◇25日◇ザ・ロイヤルゴルフクラブ(8007ヤード・パー72)>

「アンダーパーが出るイメージがない」。多くの選手が話していた大方の予想に反して、大会初日はアンダーパーが27人。首位は4アンダーと、意外にもスコアは伸びた。理由は総距離と前日夜半からの雨。8007ヤードのモンスターは影を潜め、7726ヤードに設定されたことと「グリーンが止まった」こと。特に午後は無風に近い状態で、バーディも多く見られた。


2日目は朝から晴れ渡り、グリーンも硬さを戻すと予想される。加えて風も吹く予報。バーディ合戦が展開されるとはいいがたい。となれば、前日に貯金をつくった選手が有利と見てよさそうだ。

トップタイに立つのは竹谷佳孝、松村道央、香妻陣一朗の3人。竹谷は堅実なゴルフでノーボギー。「静かに回れればいい」と、コースに惑わされることなく、5年ぶりの優勝に向けて、好位置をキープしたい。

松村はオフのトレーニング効果もあって体重増。「ベストな状態。優勝できそうな雰囲気もある」と自信がみなぎる。今年は例年、参加していた谷口徹の合宿には行かずに、自宅近くでトレーニングに励み、臨戦態勢もばっちりだ。

同じく首位の香妻には、稼がなければならない理由がある。「谷口さんから『年間獲得賞金でオレに負けるな』といわれて」と、ハッパをかけられているが、「とりあえず今週は予選落ちで許してやる」と、いきなり目標を下げられた。現在賞金ランク1位の谷口からいじられる若者が、奮起して首位を守ることができるか。

1打差の4位グループには、復活優勝を目指す川村昌弘、小林正則らが控えるが、やはり注目は国内ツアー復帰で同じく復活優勝を目指す石川遼。「ドライバーは復調しているが、アイアンが左に行く」と、初日は苦戦。2オーバー・65位タイからのスタートとなってしまった。

この日のヤーデージは7702ヤード。果たしてどんな結末が待っているのか。難コース対トッププレーヤーの対決に注目だ。