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一時は3アンダーまで伸ばした宮里優作「2アンダーくらいでは上がれた」
宮里優作はイーブンパーで初日を終えた|(撮影:GettyImages)

<全英オープン 初日◇19日◇カーヌスティGL(7402ヤード・パー71)>

後半10番を終わって3アンダーまで伸ばし、上位争いの中で奮闘した宮里優作。2カ月前から悩まされている腰痛をおしての出場だったが、「やっとフルスイングできた」と、最悪の状態から抜け出せことに表情を緩めた。


1番をボギーとしたが、2番パー4のセカンドを1.5メートルにつけてすぐさまバーディで取り戻した。6番パー5でも3打目をしっかり寄せてバーディ。8番もバーディとしてバックナインに入ると、10番でも2.5メートルを決めて3アンダー。14番ではティショットをOB、16番でも3パットを喫しボギーとしたが、「18ホール回れて良かった」と、まずは完走を喜んだ。

まだまだ痛み止めを服用しながらのラウンドに「スイングは5、6割」。それでも地面が硬く、「キャリーは出ないけど(飛距離は)変わらない」と、カチカチに固まったフェアウェイにも助けられた。先週の「スコティッシュ・オープン」は2日目スタート前に棄権。「それを考えれば天と地の差。フルショットできたのがうれしかったし、楽しかった」と、イーブンパーの32位まで落としても、明日以降への光が見えている。

朝早いスタートで微風の好条件。「いい条件のなかでアドバンテージを取りたかったというのはある。2アンダーくらいでは上がれた雰囲気があった。でもそれが全英」と、いい出せば欲にキリはないが、ひとまずは最低限のスタートに「そんなに腰も悪くないので明日も大丈夫だと思います」と練習を回避して、コースを後にした。