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会心のイーグルで大会2勝目が見えたローリー・マキロイ 「ホールが足りなかった」
ローリー・マキロイは早くも地元開催の来年大会を見据えた|(撮影:GettyImages)

<全英オープン 最終日◇22日◇カーヌスティGL(7,402ヤード・パー71)>

2014年以来の大会2勝目を果たすことはできなかった。かつての世界ランク1位、ローリー・マキロイ(北アイルランド)の挑戦は、1イーグル・2バーディ・3ボギーの「70」、トータル6アンダーと2打届かず2位タイで終わった。


序盤から2ボギーを喫するなど波に乗りきれなかった。9番で初バーディ、11番でもバーディを奪い、スタート時点のスコアに戻したが、12番でまたしてもボギー。この時点で夢はついえたかと思われた。しかし14番パー5で2オンに成功。ピンまでの距離を10メートル以上残すイーグルパットを沈めると何度も拳を振りかざした。

「悔いはない。今日アンダーパーならよしといえる。悪いスタートからカムバックできたし、ただ最後はホールが足りなかった」

タイガー・ウッズ、ジョーダン・スピース(ともに米国)といったつわものたちと最終日のバックナインを戦ったことについては、「楽しかった。あの中にいられたのは最高に楽しかった。途中はタイガーが勝つと思ったが、それを阻止しようと思ってプレーしていた」と、優勝争いを心から楽しんだ。かつて世界1位に君臨した者にしか分からない、熱いサンデーバックナインでの戦いを振り返った。

今週逃した頂点は来年に持ち越しとなった。舞台は地元・北アイルランドのロイヤルポートラッシュだ。「待ちきれない」と早くも来年に目を向けているマキロイ。「今回は負けではない。いい1週間だった」と充実感をにじませ、コースを後にした。