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「もう少しできたと思う」 日本勢最上位35位タイの小平智はショットへの自信回復
小平智はショットの回復に手ごたえを感じる4日間となった|(撮影:GettyImages)

<全英オープン 最終日◇22日◇カーヌスティGL(7,402ヤード・パー71)>

2週後から始まるビッグゲームにつながる4日間になった。28位タイから出た小平智は、1バーディ・4ボギーの「74」とスコアを落とし、トータル1オーバー・35位タイで大会を終えた。出場4試合連続予選落ちと調子を落としていたが、「WGC-ブリヂストン招待」、「全米プロゴルフ選手権」に向け自信を深めた。


朝から強い風が吹き、全英オープンらしい気候のなか始まった最終ラウンド。上位進出を狙ってスタートした小平だったが、「ショット的には縦の距離を合わせるのが難しく、グリーン上での影響も大きかった」とスコアを伸ばすことはできなかった。フォローの風が吹いた16番(パー3)は261ヤードに設定されていたが、5番アイアンでグリーンをオーバーするなど、全英らしい難しさに手を焼いた。「今日の3オーバーはパープレーぐらいで回れそうだなと。そこが課題。(28位タイの)マスターズの時と同じで、もう少しできたなという思いが強い」と悔しさをにじませた。

それでも4日間の収穫は大きい。今大会前までショットの調子を落として出場4試合連続予選落ちを喫していたが、「ショットはいい感触に戻ってきた。それにきわどいパットを決めたり、いいパーセーブができたのは自信になりました」とショットの復調、そしてショートゲーム力の向上には納得する。2週後からは主戦場の米国に戻り、「WGC-ブリヂストン招待」、「全米プロゴルフ選手権」が控える。「いい試合が続くので、課題を持ち帰って今後の試合につなげていきたい」。今季米国でもうひと花咲かせたい。