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堀川未来夢が“超安全運転”でバーディ量産 全英OP出場チャンスも…海外志向は弱め?
堀川未来夢が「64」をマークし単独首位に立っている(撮影:上山敬太)

<~全英への道~ミズノオープン 初日◇23日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7461ヤード・パー72>

堀川未来夢が8バーディ・ノーボギーの「64」をマークし、8アンダー・暫定首位でホールアウトした。


好プレーの要因は徹底した守りのマネジメントにあった。「かなり守り系というか、以前よりもっとセーフティにゴルフしてみようとなった」と先週の「関西オープン」最終日から実践している攻略方法だ。

その意図は「ピンに飛ばしてしまって、結果的にはバーディも取るけど、ボギーも打ってしまってそこから流れが悪くなるような感じが前半戦ずっと続いていた」とピンに対して攻めに行きすぎていた前半戦の反省からだった。開幕戦は棄権、第2戦は予選落ちといいスタートを切れず、いままで以上の“安全策”に活路を見いだした。それが奏功し、関西オープンの最終日にはシビアなピンポジションでもアンダーパーでラウンド。結果はすぐに表れた。

実際にどんなマネジメントをしているのか、パー5を例にその一端を教えてくれた。「2オンを狙ったときに、起こり得るものは何か。少し距離の長いフェアウェイからバンカーに入る可能性があったり、右ラフからだとこのマウンドで寄らないとか、それだったらもう刻んでバーディを取りに行ったりする」。しかし、そのマネジメントばかりでは上位を狙えないことは百も承知。「ある程度、狙うところは狙う。貯金を作るためのバーディは狙いにいくこともある」とメリハリも持ち合わせていることも強調した。

まだ初日ではあるが、報道陣から「全英オープン」出場への意気込みを聞かれると「全く意識していないです」とキッパリ答える。「(日本の)ツアーを10年間ぐらいやってきて、全米も全英もPGAも何試合か出たりして、レベルは高いなというのを感じる。いまの努力量の『倍、努力しろ』ってなったらそう簡単ではないし、いまの自分の実力で通用するかって言ったらそう思わない」と自身と米ツアーで戦う選手とのレベルの差を感じていた。

「ゴルフ人生なにが幸せかとなってくると、そこを目指すというのは僕のなかで『幸せなのかな』というのもある」。もちろん海外志向が全くないということではないが、堀川自身、まずは国内男子ツアーで自分のゴルフをやり切りたいという思いが強いようだ。

あすは「自分のゴルフの調子でどこまで行けるかなって感じですね」と控えめなコメント。引き続き”超安全運転”を心がけていくつもりだ。(文・齊藤啓介)


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