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22歳の平田憲聖が同い年の中島啓太に競り勝ち、ツアー400人目の初優勝!「実感がないです」
平田憲聖がツアー初優勝(撮影:上山敬太)

<~全英への道~ミズノオープン 最終日◇28日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7461ヤード・パー72>
 
今年の「ミズノオープン」はこの春に大学を出たばかりの22歳同士の戦いとなった。平田憲聖が6バーディ・ボギーなしの「66」で先にホールアウトして、トータル17アンダーでクラブハウスリーダーに。そのあと最終組の中島啓太が最終18番パー5でバーディを奪って追いつき、2人のプレーオフに突入した。


1ホール目はともにバーディを奪って決着つかず。2ホール目はお互いにバンカーショットを寄せきれずにパー。カップ位置は右奥から右手前に切り直されて3ホール目に入った。ここで中島にミスが出る。ドライバーでのティショットは左に曲がって池の方向へ転がり岩場へ。結局、ドロップして最後は4オン2パットのボギー。それに対して平田は3オン1パットのバーディを奪ってツアー初優勝。加えて、平田はミズノ契約選手としてホストプロV、1973年のツアー制度施行後400人目の初優勝者となった。
 
優勝インタビューで平田は「実感がないです。18ホールどういうふうにゴルフをしていたかわからないぐらい」と、まだ信じられないといった様子。72ホール目の18番パー5は3番ウッドでティショットを打っていたが、プレーオフ3ホールでは「いくしかないなと思った」といずれもドライバーを握り、攻めて引き寄せた勝利だった。
 
初優勝と同時に今大会の上位4位以内の資格で7月の「全英オープン」の出場権も獲得。これには「ほんとうに夢の舞台なので、今からすごくワクワクしています」と目を輝かす。国内初優勝から一気に世界に飛び出していく。


<ゴルフ情報ALBA Net>