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29回目の出場となる手嶋多一「この大会だけはずっと出場したい、でも戦えなければ出る意味はない」
ミズノブランドアンバサダーが集合 前列右から4番目が手嶋多一(写真・大会提供)

<~全英への道~ミズノオープン 事前情報◇24日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7461ヤード・パー72>
 
今大会出場のミズノアンバサダー選手の中で最年長の手嶋多一(54歳)は、29回目の出場。「ということは、来年も出たら何か表彰してくれますかね」と、おどけた。来年大会に出場をすれば節目の30回となるのだが、故・杉原輝雄の50回という記録があることを伝えられると、「そこまで頑張れないですし、それは無理です」と笑って返した。


「高校生のときに初めて出場したのが、このミズノオープンでした。ずっとこの大会だけは出場したいという思いもあります。でも戦えなければ出る意味はない…とも思っています。レギュラーのQTに出て、ファイナルまで行っているくらいなら出場したいです」

手嶋の現在の主戦場はシニアツアー。今季レギュラーツアーの出場は今大会が初めて。下部のABEMAツアーには「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI 2023」に出場している。改めてレギュラーツアーに出場しての感想を問われると、「毎回思いますが、若手が増えましたね。と言いながらABEMAツアーにも行っているので、若手に囲まれていますけどね」と笑いを誘う。

若手に囲まれることでエネルギーを吸収できるのかと思えば、「周りが飛んでいて、自分は飛んでいないように感じる。それでリキミが生まれて、曲げてしまう。その辺が難しいですね。若いときは飛ばなくてもアイアンで寄せれば…と思っていたけど、年取ってからは飛ばそうと思うようになってしまって。そういうところがいけないんでしょうね」と、史上4人目の「日本オープン」と「日本シニアオープン」2冠のレジェンドは言う。

手嶋が今大会に優勝をして全英オープンに出場をしたのは8年前、2015年大会だった。「優勝をしてミズノには一度恩返しはできましたが、今年も出場させてもらっているからには…。今の目標は、予選を通ってしっかりと4日間やることです」と、出場するからには上位を狙いたいという気持ちはあるが、まずは自分の足元をしっかりと見つめたいという姿勢を見せた。

昨年大会は4日間トータル2アンダーで36位タイの成績。今年は、さらにその上の結果を目指す。


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