<全英オープン 初日◇14日◇セント・アンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7313ヤード・パー72>
タイガー・ウッズ(米国)が「グリーン上で苦しんだ」と話すセント・アンドリュースの広くて大きなうねりを持つグリーン。ウッズだけでなく、20年11月の「マスターズ」以来となる海外メジャーに挑んだ今平周吾も苦戦を強いられた一人だ。
1番では12メートルから3パットのボギー。2番では9メートルから3パットのダブルボギー。3番でも3パットのボギーを喫すると、12番でも同じくグリーン上で3回打ってボギー。この日は2バーディ・8ボギー・1ダブルボギーの「80」。8オーバー・152位に沈んでしまった。
「パターが入らなくて、流れがつかめなかったです」と肩を落とした。出だし5ホールは2番のダブルボギーも含めて、5ホール連続でオーバーパー。「タッチが合っていなくて、そのへんがよくなかったです」と37パットのラウンドに唇を噛んだ。
久しぶりの海外メジャーでいきなり洗礼を浴びた。「出だしからずっとパーが獲れずにスタートして、苦しいゴルフでした」と、なんとか立て直そうにも、微妙な感覚がズレたまま終わってしまった。
「まずパーが獲りたいなと思っていたけど、うまくいかなかった」。前半でつくってしまった重荷が最後まで今平のアクセルを制御した。15番、18番とバーディが奪えたのは救いだが、「位置的にもかなり下なので、バーディを獲れるように攻めのゴルフをしたい」と2日目のビッグスコアを目指す。
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