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リンクスもへっちゃら! C・スミスが豪州勢29年ぶりの戴冠を狙う
会見で自信をのぞかせるキャメロン・スミス 29年ぶりの快挙はなるか|(撮影:GettyImages)

<全英オープン 事前情報◇13日◇セント・アンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7313ヤード・パー72>

今シーズン好調のキャメロン・スミス(オーストラリア)。1月の「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で米国ツアー4勝目を挙げると、翌々月に行われた第5のメジャー「プレーヤーズ選手権」でも戴冠を果たしている。

さらに先週は、全英オープン前哨戦にあたる「ジェネシス・スコットランド・オープン」でも10位タイに食い込んでおり、識者の中ではこのオーストラリア出身の28歳をチャンピオン・ゴルファー・オブ・ザ・イヤーに推す声も少なくない。

スミスはショートゲームを得意としている。セント・アンドリュースのオールドコースと相性が良さそうなだけに、可能性はあるだろう。本人も初のメジャータイトルに向けて自信を見せている。

「今年は、キャリアハイともいえる最高のゴルフができている。そしてこのコースも大好きだ」

とりわけ、ゴルフの聖地での全英オープン制覇となれば「超最高だね」と鼻息は荒い。

「ゴルファーの誰もがセント・アンドリュースでの全英オープン優勝を夢見てきたと思う。自分でジンクスを呼びたくないけど、正直調子はいいし、今の自分のゴルフは良い状態にある」

セント・アンドリュースについて、「オーストラリアのゴルフコースをほうふつとさせる」と感想を述べたスミス。「硬くて速いゴルフは、オーストラリア人だったら楽しめると思う」と目を輝かせた。

そして、「今週のこの硬さと速さ、風を計算に入れると、フェアウェイにボールを残すのは難しくなるはずだ。リンクスコースでは完璧なショットを打って、あとは運に任せるだけ。最悪の場合も頭に入れつつ、その状況に備えるのみだ」と、リンクス特有のコンディションも受け入れる準備はできている。

オーストラリア出身の選手で、最後に全英オープンを制したのは1993年のグレッグ・ノーマンとなる。29年ぶりの快挙達成へ、母国のゴルフファンがスミスにかける期待は大きい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>