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松山英樹が聖地入り、メジャー2勝目へ3年ぶりの全英へ ドライビングアイアン投入も
松山英樹はドライビングアイアンを投入|(撮影:福田文平)

<全英オープン 事前情報◇11日◇セント・アンドリュース オールドコース(スコットランド)◇7313ヤード・パー72>

ゴルフの聖地に松山英樹が戻ってきた。今年で150回目を迎えた「全英オープン」。松山は2015年以来、2度目となるセント・アンドリュース大会を前に、日曜日から練習ラウンドを開始し調整を行っている。

前哨戦となった先週の「ジェネシス・スコットランド・オープン」では予選落ちを喫し、2日早めの現地入り。土曜日は練習、日曜日はラウンドをし、月曜日も前半の9ホールをラウンドした。フラットでありながらグリーンが大きく、周りは傾斜が待ち受ける。そんなグリーン周りをチェックしながらの練習ラウンド後には、パッティンググリーンで球の転がりも慎重にチェックする姿が見られた。

松山は初出場となった13年大会で6位タイに入ったものの、その後トップ10はなし。同地で行われた15年大会では18位タイに入ったものの、16年は予選落ち。17年は14位タイに入ったが、18年、19年も予選で姿を消した。そして20年大会はコロナで中止となり、昨年大会は大会直前に自身にコロナ陽性判定が出て欠場を余儀なくされた。

前週には、2週連続で続くリンクス連戦に向けてドライビングアイアンも投入。風と硬い地面に苦慮するリンクスの攻略に向けて仕上げていく。「マスターズ」チャンピオンとして臨む初の全英オープン。残り2日間で調子を上げて、今年最後のメジャー大会の初日を迎える。