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少し寂しい開幕戦… 浅地洋佑は全英切符を目指してシンガポール参戦へ
浅地洋佑はシンガポールで新シーズン開幕を迎える|(撮影:村上航)
<SMBCシンガポールオープン 事前情報◇19日◇セントーサゴルフクラブ セラポンコース(シンガポール)◇7403ヤード・パー71>

今週、国内男子ツアーは新シーズンがスタートするが、今年は少し寂しい幕開けになりそうだ。アジアンツアーとの共同主管で行われる「SMBCシンガポールオープン」。毎年日本ツアーから多くの選手が出場するが、今年は新型コロナの影響で、出場を予定していた一部の選手に特別ビザが発給されないという事態となった。


そのため、JGTO枠から出場するのは30人のみ。全選手へなるべく不平等がないようにと、国内男子ツアー賞金ランクへの加算や、優勝者への複数年シード付与もなくなった。

「日本人選手が少ないのは寂しい気もしますけど、その中で頑張れたらいいなと思っています」と語るのは、30人に名前を連ねる浅地洋佑。ビザ発給が停止になる1月7日に手続きが完了し、大会出場を決めた。

賞金ランクへの加算はなくなったが、大会で上位に入れば、今年の「全英オープン」出場権が付与される。「全英の出場権を得たいというのと、世界ランクを上げたい」と目標を据えて開幕戦に臨む。加えて、予選ラウンドは欧州ツアー15勝、米ツアー3勝を誇るポール・ケーシー(イングランド)らとの注目組。「間近で見られるチャンスも少ないと思うので、試合に集中しながら彼の技術を少しでも学べたら」と語った。

シンガポールOPを終えた後は、そのままアジアンツアーの「サウジ国際」に出場予定。それを終えて帰国した後は、隔離を経て「東建ホームメイトカップ」(3月31〜4月3日)で本格開幕を迎える。「初優勝をしてから毎シーズン優勝しているので、今シーズンもしっかり優勝を目指してやっていく」と、新シーズンへ意気込んだ。