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36H決着のヨハネスブルグ・オープンで全英出場3人が決定 地元Vローレンスは「人生の夢が実現した」
3人が全英出場切符を獲得|(撮影:GettyImages)
南アフリカで開催されている欧州ツアー、DPワールドツアーの開幕戦「ヨハネスブルグ・オープン」は27日、36ホール大会へと短縮、地元南アフリカのスリストン・ローレンスが勝利した。


南アフリカで発見された新型コロナ変異株の影響で54ホール競技に短縮されていたが、前日に終了できなかった第2ラウンドに引き続き最終ラウンドが予定されていた土曜日は、さらに悪天候が続き、雷と豪雨で開催コースのランドパークGCは多くのホールでプレー不可の状態。36ホールで大会は終了した。

今大会は来年の「全英オープン」の予選会も兼ねており、第1、2ラウンドで連日の「65」をマーク、トータル12アンダーとした25歳のローレンスは、この優勝で22年7月、セントアンドリュースで開催される全英オープンの出場権も獲得。4打差で2位に入ったザンダー・ロンバード(南アフリカ)、3位のアシュリー・チェスターズ(イングランド)も全英オープン出場の切符を手にした。

日本の川村昌弘はトータル3アンダーで12位タイだった。

「人生の夢が実現した。これまで僕はメジャーを戦ったことがない。それが初めてのメジャーがセントアンドリュースだなんて信じられない。ものすごく興奮している」とローレンス。

ロンバード(26歳)も「ゴルフの聖地で開催される全英オープンに出場できる、これ以上の夢はない。セントアンドリュースでは良いプレーをしたことがあるので、とても楽しみ」、32歳のチェスターズも「2015年のアマチュア選手権でセントアンドリュースでは良いプレーができた。プロとし戻れることはとてもうれしい」とR&Aと通じてコメントを発表している。(文・武川玲子=米国在住)