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届かなかった“パット”と“一打” 永野竜太郎は初メジャーで予選落ち
永野竜太郎は一打に泣いた|(撮影:GettyImages)

<全英オープン 2日目◇16日◇ロイヤル・セントジョージズGC(イングランド)◇7211ヤード・パー70>

最後まで好プレーを見せながら詰め切れなかった永野竜太郎。予選通過に1打足りず、トータル2オーバーの78位タイで初メジャーの決勝ラウンド行きを逃した。

初日をイーブンパーとした永野は、この日も序盤から安定したゴルフを見せた。「今日はスタートからパーオンをしていて、5番でも寄せて、6番でもパーオンしていた」と、7番まではパーを積み重ねた。裏を返せば、チャンスも決めきれない。8番で初ボギーが来ると、10番、11番でも連続ボギー。それでも前日イーグルを奪った12番でバーディを奪い返し、予選通過圏内にあと1打と迫ったが…。

「チャンを決めきれなかったというのが続いて、一打足りないのは分かっていましたし、最後決めきれなかったという感じです」と、終盤もバーディチャンスをつくりながらもパットがカップに届かず、最後も2.5メートルのチャンスを外して万事休した。

予選通過は逃したが収穫もあった。「こっちにきてから打ち方を変えたとか、クラブを変えるということもなくて、日本でやっていたことがこっちでもやれていたので自信になりました」。トラブルの数はほかの選手に比べて圧倒的に少なかったからこそ、最後の最後に詰め切れなかったのが悔やまれる。

「うまく切り抜けた部分もあった」という小技の出来には満足。「ダブルボギーを打たなければこなしていけると思った」のは今後の自信になる。はじめての大舞台で大きなミスなく終えた2日間。帰国後は、悲願の国内ツアー初優勝に向けて邁進する。