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同組で明暗分かれたデシャンボーとスピース 初日で6打差、デシャンボーは何を思う?
スピースとデシャンボー 動きはシンクロしてるけど、スコアは…(提供:R&A)

<全英オープン 初日◇15日◇ロイヤル・セントジョージズGC(イングランド)◇7211ヤード・パー70>

同組のブライソン・デシャンボーとジョーダン・スピース(ともに米国)の明暗が分かれた。首位と1打差の5アンダー・2位タイ発進を決めたスピースに対してデシャンボーは1オーバー・74位タイ。正確性VS飛距離の対決は、正確性のスピースに軍配が上がった。

基本は飛距離重視で攻めると話していたデシャンボーだが、この日のフェアウェイキープ率は28.57%でわずか4回。ティショットに苦戦した。「短い距離ならラフからでも攻めることができるかもしれない」としていた戦略は、まったく通用しなかった。

「ドライバーが最悪だった」。数字に表れているとおり、ティショットに苦戦したデシャンボー。「コースは短いから、フェアウェイにさえ行けば」と嘆き節ばかりが口をつく。「ラフに行くとコントロールするのが難しいから、それをどうするかだ」と、それでも飛距離を稼いで行く戦略は変えない意向だ。

対するスピースはフェアウェイキープもアイアンショットも好調。さらには得意とするパッティングも、多くの選手が“重すぎる”と文句を言うコンディションの中でもしっかりと決めきった。

2日目も同組の二人。対照的なプレースタイルの二人には、どんな結末が訪れるのか。