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初日は“最終組”スタートの永野竜太郎 16時16分スタートに「薄暮みたい(笑)」
永野竜太郎が初の海外メジャーに挑む|(撮影:GettyImages)
<全英オープン 事前情報◇14日◇ロイヤル・セントジョージズGC(イングランド)◇7211ヤード・パー70>

海外メジャー初出場の永野竜太郎が4日間の調整を終了した。「日本にいるときよりマイペースでできているかもしれないです」と浮き足立つことなく、準備は整った。


前週の金曜に現地入りし、ここまで2.5ラウンドをこなしてきた。大会前日は練習のみの調整。「試合になってみないと分からない」としながらも、気負いも不安もなし。あとはスタートを待つのみという状況だ。

そのスタートだが、初日は最終組に組み込まれた。時間は現地時間の夕方4時16分。「薄暮でもそんなに遅くならないですよね(笑)。どう時間をつぶしていいのか分からない。『そろそろ薄暮行くか」って感じじゃないですか?」。日本の夏場には昼間の熱波を避けるために、午後の遅い時間からスタートする薄暮プレーは浸透しているが、まさかトーナメントでそんな時間になろうとは。

とはいえ、それも全英ゴルフ。ここまでの4日間でも「楽しめている。いろんなものが新鮮ですし、刺激にもなっています。ただ楽しんで終わってももったいないので、しっかり頑張りたい」とテンションはもちろん上がっている。

国内ツアーでも優勝を期待されながら、ここまで未勝利。2018年にはシード落ちも経験したが、1年で返り咲き。今年は「〜全英への道〜ミズノオープン」で2位に入り今回の出場権を獲得。ここまで溜めてきたものを全英という舞台で発揮することになる。

「難しい、難しいと暗示をかけない」と、必要以上の警戒は解き、あくまでも自然体で臨む大一番。ミズノオープンで見せたリンクスゴルフへの対応力が、本場でも試されるときがきた。