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10年ぶり15回目の開催 大会屈指の難コース、ロイヤル・セントジョージズGC
巨大なフェアウェイバンカーが有名な4番ホール|(撮影:GettyImages)
<全英オープン 事前情報◇13日◇ロイヤル・ントジョージズ(イングランド)◇7189ヤード・パー70>

150年以上の歴史を持つ、世界最古のメジャーが今週開幕する。149回目を迎える今年の舞台は、イングランドのロイヤル・セントジョージズGC。「全英オープン」が行われるのは2011年以来10年ぶり、15回目となる。


ロンドンの中心から東に100 キロにある名門リンクスコースで、世界のゴルフコースランキングでも常に上位にランクイン。砂丘や丘陵に囲まれ、海風がコースをさらにトリッキーにする。名物ホールのひとつは4番で、距離の長い左ドッグレッグのパー4。03年大会ではパー5だった。ティイングエリアから見える巨大なフェアウェイバンカー「ヒマラヤ」を越えることができるかが重要だ。

距離の短い379ヤードの12番はもっとも短いパー4。グリーン周りには5つものバンカーが待ち受けている。2003年大会では、2日目にタイガー・ウッズがこのグリーン上で4パットを喫してダブルボギーを叩いた。

直近の11年大会ではダレン・クラークが20回目の出場で大会を初制覇。1993年にグレッグ・ノーマンがトータル13アンダーというスコアで優勝を飾ったが、11年大会の優勝スコアはトータル5アンダー、その前の03年はトータル1アンダーと、全英の開催コースの中でも難関として知られている。

以下、同コースで行われた過去の優勝者
1894年:ジョン・テイラー
1899年:ハリー・バードン
1904年:ジャック・ホワイト
1911年:ハリー・バードン
1922年:ウォルター・ヘーゲン
1928年:ウォルター・ヘーゲン
1934年:ヘンリー・コットン
1938年:レッグ・ホイットコム
1949年:ボビー・ロック
1981年:ビル・ロジャース
1985年:サンディ・ライル
1993年:グレッグ・ノーマン
2003年:ベン・カーティス
2011年:ダレン・クラーク