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【動画】2021年大会は欠場だけど……「松山英樹が見たい!2014年編」

新型コロナウイルス感染により、残念ながら2021年大会は欠場となってしまった松山英樹。今年、「マスターズ」で悲願のメジャー初優勝を飾り、出場していれば優勝候補の一角だったはずだけにファンも残念だろう。そこで、「松山ロス」を払拭して本大会を楽しむためにも、過去に出場した大会のハイライトを作成してみた。まずは動画とともに楽しんで、試合に入ったら今年出場する日本人選手を存分に応援しよう!

 

●2014年(ロイヤル・リバプール)39位タイ

 

初出場の2013年大会を6位タイとしたことで、俄然注目された2014年大会。予選ラウンドの組み合わせもローリー・マキロイ(北アイルランド)、ジョーダン・スピース(米国)という注目組の一つとなった。

 

初日の前半は順調で3バーディ・ノーボギー。後半の12、13番で連続ボギーをたたくなどバックナインでスコアを伸ばせなかったものの、通算3アンダー・10位タイと絶好のスタートを切った。

 

初日の18番イーグルパット。惜しくもこれは外したが、上々のスタートを切った

 

2日目もバーディ先行。続く2番はボギーとしたが、5番、10番と2つのパー5でバーディを奪い、この時点で通算5アンダーまでスコアを伸ばした。

 

ところが、12番でセカンドショットをグリーン左に外してボギーとすると、15、17、18番もボギー。決勝ラウンドで巻き返すにはバックナインの攻略がカギとなったが、ムービングサタデーは立ち上がりから苦労した。1、6番をボギーとし、前半でスコアを二つ落としてしまい、後半も11番をボギーとしてズルズルいきそうな雰囲気だったが、ここで踏ん張った松山。12、13番で連続バーディ。その後はバーディとボギーを一つずつ重ね、通算イーブンパー・38位タイで最終日を迎えることになった。

 

優勝は遠ざかったが、最終日で5バーディ・4ボギーとスコアを一つ伸ばし、39位タイで2回目の全英オープンを終えた松山は、

 

「(パッティングを)しっかり練習して戻ってくれば、優勝争いもできると思う」

 

とロイヤル・リバプールを後にした。

 

2日目の18番。ティショットのミスからボギーにしたのが痛かった