68年ぶりに北アイルランドで開催されている今季海外メジャー最終戦の「全英オープン」は初日の競技を終え、5アンダーをマークしたJ.B.ホームズ(米国)が単独首位発進を決めた。
首位と1打差の4アンダー・2位にシェーン・ローリー(アイルランド)。さらに1打差の3アンダーに今季メジャーで1勝、2位2回のブルックス・ケプカ(米国)、ジョン・ラーム、セルヒオ・ガルシア(ともにスペイン)ら13人が続く。
日本期待の松山英樹は出だしをボギーとし、前半は2オーバーで折り返したが、後半はボギーなしの2バーディでイーブンパー・42位フィニッシュ。海外メジャー初出場の稲森佑貴が、3バーディ・2ボギーの「70」で回り、1アンダーの20位タイと好スタートを切っている。
そのほかの日本勢では、松山と同じくイーブンパーの42位タイに堀川未来夢。浅地洋佑が1オーバーの54位タイ。アマチュアの金谷拓実(東北福祉大)は2オーバー・72位タイ。藤本佳則は4オーバーの113位タイ。池田勇太は5オーバーで128位タイ。今平周吾は12オーバーの153位タイと大きく出遅れている。
4月の「マスターズ」で11年ぶりのメジャー大会制覇を果たしたタイガー・ウッズ(米国)は7オーバーの144位タイ。前年覇者のフランチェスコ・モリナリ(イタリア)は「全米オープン」覇者のゲーリー・ウッドランド(米国)らとともに3オーバー・94位タイ。大会2勝目を目指す地元のローリー・マキロイ(北アイルランド)は大荒れの8オーバーで150位タイとなっている。