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第148回ロイヤルポートラッシュ大会、来場観客数は23万7750人の見込み
大会直前の水曜日も、悪天候にかかわらず多くのファンが詰めかけている

第148回ロイヤルポートラッシュ大会では、ゴルフの聖地セントアンドリュース外で開催される全英オープンとしては新記録となる、23万7750人のギャラリーがコースを訪れると見込まれている。

 

過去の最多観客動員数は2000年のセントアンドリュース大会の23万9000人。それに続くのが2015年に同会場で開催された23万7000人で、3番目は2017年のロイヤルバークデール大会で記録した23万5000人だった。

 

しかし、北アイルランドで行われる今大会ではすでにチケットが完売、全体で2番目のギャラリー数が記録される見通しだ。

 

すでに練習日だけでも6万1000人のゴルフファンがコースを訪れているが、これは2006年にホイレークことロイヤルリバプールGCで開催された際の5万2000人を大きく上回る数字だ。

 

R&Aのチーフエグゼクティブ、マーティン・スランバースはいう。

 

「今週は全英オープンだけでなく、ゴルフというスポーツ全体にとっても特別な意味を持つ1週間です。セントアンドリュース外で行われた大会としては最多となるチケット販売数を記録しました。これは大会史上においても特筆すべき出来事です」

 

「現地のゴルフファンの関心と興奮度は非常に高くなっています。昨年も話しましたが、大きなスポーツイベントには大きな観衆が絶対不可欠です。北アイルランド史上最大のスポーツイベントである今回のロイヤルポートラッシュ大会では、それが実現しています。世界中のスポーツファンの目は、ポートラッシュに集中しているのです」

 

「熱いギャラリーが見守る中で行われる、クラレットジャグを懸けた戦いが楽しみで仕方ありません。ギャラリーなくして全英オープンは存在しません。ファンの皆さんの情熱には、心から感謝しています」

 

会場を訪れるゴルフファンのうち3万人以上が25歳以下と予想され、その中の大半である2万1000人は、無料で入場が可能な16歳以下のジュニア世代になる見込みだ。

 

ゴルフの発展に向けて未来のゴルファーの発掘・育成は絶対に欠かせない。そのうえでロイヤルポートラッシュで行われる全英オープンは大きな役割を担い、明日のジュニアゴルファーたちは世界の技術を目の当たりにでき、世界最古のメジャーの独特な雰囲気を楽しめる最高の機会になることは間違いない。

 

全英オープンの最多ギャラリー数ランキング:

1位 2000年セントアンドリュース大会        23万9000人

2位 2019年ロイヤルポートラッシュ大会    237750

3位 2015年セントアンドリュース大会        23万7000人

4位 2017年ロイヤルバークデール大会        23万5000人

5位 2006年ロイヤルリバプール大会           23万0000人