Skip to main content
ニュース
全英オープンの残り2枚の切符を争うツアー選手権!日本人の滑り込みは?
出場権を持っていない日本人選手で現在賞金ランク最上位に位置する山下|(撮影:ALBA)

<日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 事前情報◇3日◇宍戸ヒルズカントリークラブ(7,326ヤード・パー71)>

今季の2つめのメジャー大会「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」が4日(木)に開幕するが、今大会の終了時点での賞金ランキング上位2選手(タイ含む)には「全英オープン」の出場権が与えられることでも注目が集まる。


現在までの全英オープンの出場権は、以下のとおり。

【出場権を獲得している日本人7名】

池田勇太 4回目 2014年日本オープン優勝
小田孔明 5回目 2014年度賞金ランキング1位
藤田寛之 5回目 2014年度賞金ランキング2位
松山英樹 3回目 世界ランキング50位以内(5月24日時点)

手嶋多一 3回目 ミズノオープン優勝
高山忠洋 4回目 ミズノオープン3位タイ
富村真治 初出場 ミズノオープン3位タイ

今大会終了後の日本人選手の滑り込みが期待されるが、現時点での賞金ランク1位、2位はアダム・ブランド(オーストラリア)、マイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)。優勝賞金は3,000万円、単独2位で1,500万円、単独3位でも1,000万以上と賞金が高額で、賞金ランク5位の山下和宏、同6位の片岡大育は3位以内でも出場権を獲得できる可能性を持っており、海外志向の高い片岡は「優勝争いをして1位、2位で上がれれば」と意気込みを見せている。

【ミズノオープンまでの賞金ランク上位10名】

1位:A・ブランド 31,192,000
2位:M・ヘンドリー 30,046,222
3位:I・J・ジャン 27,725,000
4位:手嶋多一 24,888,500(※獲得済)
5位:山下和宏 23,474,000
6位:片岡大育 22,345,400
7位:S・ストレンジ 17,229,700(※獲得済)
8位:藤本佳則 16,456,696
9位:李尚熹 15,468,000
10位:高山忠洋 13,348,050(※獲得済)

 もちろんトップ10以内の選手だけでなく、優勝すれば自動的に当確ランプが灯るので、ほぼすべての選手にチャンスはある。優勝者は「WGC-ブリヂストンインビテーショナル」の出場権を得ることもできるだけに、かねてから海外参戦の気持ちを強くもっている一昨年の覇者・小平智ら若手も虎視眈々と狙っているだろう。