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池田勇太「不甲斐なさ感じる」日本勢5選手の予選通過は絶望的
「不甲斐なさを感じる」と池田、この経験をこれからの戦いに活かしたい|(撮影:岩本芳弘)

<全英オープン 2日目◇17日◇セントアンドリュース・オールドコース(7,297ヤード・パー72)>

2015年のメジャー第3戦「全英オープン」は、早朝に約3時間にわたり中断を挟んだ影響で全選手がホールアウトできずに日没サスペンデッドとなった。日本勢は出場した8名のうち、6アンダー暫定10位タイまで伸ばす猛チャージを見せた松山英樹、トータル2オーバーで15番を終えた富村真治、10番を終えてトータル3オーバーの高山忠洋の3選手が土曜日に第2ラウンドを持ち越した。


すでにホールアウトした5名は、藤田寛之がトータル2オーバーの暫定98位タイ、池田勇太がトータル4オーバーで暫定120位タイ、岩田寛、小田孔明、手嶋多一がトータル5オーバーの暫定129位タイで予選通過は絶望的な状況となっている。

以下はホールアウトした日本勢の談話

藤田寛之 トータル2オーバー暫定98位タイ
伸ばせるような展開じゃなかった。前半にいいバーディチャンスがなくて、パーでしのぐしかなくて。今日は風が…特に突き当たりの7〜10番あたりは、左右から往復びんたを食らっているみたいだった。

いつも思うのは日本でやるゴルフと海外のゴルフが違う。こっちは目いっぱいアクセル全開で、技術でも同様。ごまかしがきかない、といつも感じる。でも今年のセントアンドリュースに関しては軟らかったし、かなりやれる環境だったと思う。世界を肌を感じるというのは自分の中では財産。コースや風を知れるというのは、日本のプロゴルファーであまりないので活かしていきたいですね。

池田勇太 トータル4オーバー暫定120位タイ
今日はパッティングが入れきれなかった。3パットが2回、3回。それが全部ボギーになっているし、パットがこらえきれなかった。

収穫はある。2日間やったことを考えたり、もちろん反省したり。そういうのをまた、キャディを含めていろいろ話をしていく中で、日本のツアーで活かしていきたい。今回は自分自身の中で気合い入れてやってきたので、結果については悔しいし、不甲斐なさを感じる。

小田孔明 トータル5オーバー暫定129位タイ
14番はティショットがバンカーで出すだけ。打ったらまたバンカー、後ろに出して、そのあとオーバー。で、トリプルボギー。バンカーに2回も入った。でも行くしかなかったから仕方ない。刻んでいて予選を通過できる状況ではなかったので、後半は特に。アンダーで回らないと。

仕方ない。もっと上に行けると思ってやってきたけど。みんな同じ条件だし、自分の技術が足らなかった。5年後にリベンジしたいけど、今はそういう気になれない。今度戻れたらインコースのリベンジしたい。

手嶋多一 トータル5オーバー暫定129位タイ
昨日があれなので、仕方ない。最後はバーディ取れて、バックナインは気持ち良かった。18番のアプローチは42ヤード。17番で転がしたので、18番はウェッジでやって50センチくらい。もっと前からやれていれば(笑)

また来年ミズノオープンで出場権獲得したい。密かにミズノが得意になってきたので。昨年も惜しかったし。ここにこられたのは記念になった。あと2日間、ゴルフはしないけど、コースに足を運びたい。スピースを見たいし、松山選手も見たいしね。

岩田寛 トータル5オーバー暫定129位タイ
昨日よりは良かった(この日2アンダー)。風向きが楽だったので。パターは全然ダメでしたね。ここのコースは完全には把握していなくて、後から「ここで良かったんだ」「ここにこんなのがあったんだ」というのがあった。でも実力不足じゃないですか。

(進歩した部分は)ないっちゃないし、あるっちゃある。低い球の打ち方かな。無理やり打っているというか、今までは力づくで打っていた。技でやる感じを少しつかんだかな。