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<速報>松山英樹、6アンダー10位タイ!“10時間待ちぼうけ”も上がりを冷静にしのぐ
第2ラウンドに2日間を要したが、6つスコアを伸ばした松山 ※写真は2日目(撮影・岩本芳弘)

<全英オープン 3日目◇18日◇セントアンドリュース・オールドコース(7,297ヤード・パー72)>

スコットランドにあるセントアンドリュース・オールドコースで開催中の「全英オープン」3日目。前日に4連続バーディ発進を披露し、14番までを終えて8バーディ・2ボギーと6つスコアを伸ばす猛チャージを見せた松山英樹は、順延となっていた第2ラウンドの残り4ホールを現地時間18日午前7時から再開させたが、15番をパーで終えた段階で強風による中断に。


わずか32分のプレーのあと、再開は延期されつづけ、ラウンド可能になったのは“10時間以上”経過した午後18時。それでも若武者の集中力が切れることはなかった。

16番はティショットをラフにいれるもパーで乗り切り、続いて“世界で最も難しいPAR4”と呼ばれている17番も、ファーストカットからの約190ヤードのセカンドショットが左へそれるが、ファーストパットをピンそば約30cmに寄せてパーセーブ。そして最終18番も惜しいバーディパットを外すも冷静にパーパットを沈めた。

聖地の洗礼を受けた3日目となったが「今日はすごく長い1日。今日は朝3時40分に起きて、(中断中も)いつ始まるかわからない中で気を張っていたので疲れましたね。我慢していければ上位にはいけると思うので、気を長くして頑張っていきたい」と決勝ラウンドへ意気込みを語った松山。

第2ラウンドを終えて8バーディ・2ボギーの“66”、第1ラウンド・64位タイから一気に4打差10位タイまで浮上し、優勝を狙える位置で決勝ラウンドを迎えることとなった。

本大会は大幅な進行の遅れにより、第3ラウンドは日曜日(4日目)に行い、最終ラウンドは月曜日(5日目)に持ち越される予定となっていることが発表されている。