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松山、4打差10位で決勝へ メジャーベストタイ66に「素直にうれしい」
松山はメジャー12試合中11試合で予選通過、大舞台での安定感はワールドクラス(撮影・岩本芳弘)

<全英オープン 3日目◇18日◇セントアンドリュース・オールドコース(7,297ヤード・パー72)>

スコットランドにあるセントアンドリュース・オールドコースで開催されている、メジャー第3戦「全英オープン」は金曜の大雨とこの日の強風により3日目でようやく第2ラウンドを消化した。そんな中、松山英樹が2日間にわたるラウンドで8バーディ・2ボギーの“66”をマーク。首位と4打差の10位タイに浮上を果たし、メジャー初制覇をとらえて決勝ラウンドを迎えることとなった。


松山のメジャーでの“66”は2013年の「全米プロゴルフ選手権」最終ラウンド、2015年の「マスターズ」の最終ラウンドに並ぶ自己ベストタイ記録。「全英オープン」では昨年大会初日の“69”を更新するスコアとなった。石川遼らのセントアンドリュースでの日本勢最少ストローク“68”も2打更新した。松山はこれでメジャー12試合中、2014年の「マスターズ」を除く11回で予選を通過。大舞台での安定感の高さを示している。

決勝ラウンドに目を移せば2013年の「全米オープン」、2013年の「全英オープン」、2015年「マスターズ」と過去3度のトップ10入り。トップ25も5回と頂点を獲るチャンスは十分にあると言えそうだ。この日のラウンドには「(66に)素直にうれしい」と満足気。「あと1日同じようなパッティングができれば優勝のチャンスもある」と先を見据えた。

【メジャーでの最少ストローク】
2013年 全米プロゴルフ選手権 FR“66”
2015年 マスターズ FR“66”
2015年 全英オープン 2R“66”

【メジャー過去成績】
・最高位
2015年 マスターズ5位
・トップ10
2013年 全米オープン(10位タイ)、2013年 全英オープン(6位タイ)、2015年 マスターズ(5位)

【セントアンドリュースでの日本勢最少ストローク】
2015年 松山英樹 “66”
1978年 青木功、1995年 友利勝良、川岸良兼、2000年 丸山茂樹、今野康晴、2005年 藤田寛之、2010年 石川遼 “68”