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女性受け入れず…ミュアフィールド「全英」から除外 前回大会は松山の活躍も
2013年大会は松山英樹の活躍でも注目が集まったミュアフィールド|(撮影:GettyImages)

「全英オープン」開催コースの一つで、世界最古のゴルフクラブでもあるミュアフィールド(オナラブル・カンパニー・オブ・エジンバラ・ゴルファーズ)は19日に、女性会員の受け入れについての投票を行い、規定である3分の2の賛成が得られなかったことからこれまで通り男性会員限定クラブとして運営されていくことを決定した。


これを受けて、「全英オープン」を主催するR&Aは「女性の入会を受け入れないクラブで全英オープンを開催することはない」とし、ミュアフィールドを「全英オープン」開催コースのローテーションから外すことを発表した。

1744年に設立されたミュアフィールドは世界で初めて会員制のゴルフクラブとして発足しこれまで16度の「全英オープン」を開催している。直近では2013年大会を行い、フィル・ミケルソン(米国)が優勝。松山英樹がスロープレーによるペナルティを受けながらも6位タイに食い込む活躍を見せた舞台としても記憶に新しい。1980年には青木功がコースレコードの“63”をマークしている。

2014年にはR&Aが女性会員の受け入れを決定。「マスターズ」を開催するオーガスタナショナルGCも2012年に女性会員を受け入れている。「全英オープン」開催コースは差別発言を繰り返したドナルド・トランプ所有のトランプ・ターンベリーが開催ローテーションから外されたばかりだが、男性限定というポリシーを曲げなかったミュアフィールドもその流れに続くことになった。