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バンカーにハマって痛恨トリ 142位の谷原秀人「何やってんだろうって感じ」
谷原、前半に4つスコアを落とすと後半は痛恨のトリが…|(撮影:岩本芳弘)

<全英オープン 初日◇20日◇ロイヤルバークデール(7,156ヤード・パー70)>

「フランスオープン」から「アイリッシュオープン」での優勝争いを経て乗り込んだ「全英オープン」。谷原秀人はノーバーディ・4ボギー・1トリプルボギーの“77”を叩いて、7オーバーの142位タイと大きく出遅れた。


欧州連戦中からスイングの調整を続けてきたが、この日はどこまでもかみ合わなかった。「午前中はショットのタイミングが合わない感じはあって、それに加えてパターもまったくだったので」。難関の1番、2番と連続ボギーでつまづくと、前半だけで4つのボギーを叩いた。

後半14番パー3ではティショットをバンカーに入れると、ギリギリの落としどころを狙ったボールがバンカーから出ず脱出に3打を要してトリプルボギー。「ギリギリ狙ってあれですからね。もうしょうがないですよね」と痛恨の1ホールにがっくりと肩を落とした。

終盤はようやくショットも復調してバーディチャンスも作ったが、17番パー5では1メートルほどを決めきれずにパーとするなど精彩を欠いてのフィニッシュ。この日の午後は朝の雨風もやんで好天に恵まれたが「こんないい天候でこのスコアですからね。何やってんだろうって感じです」と追い風を活かすことができなかった。

予選通過に向けてまずは大幅な巻き返しが求められる。悪天候予報が出ているだけに我慢すれば浮上のチャンスもあるが、「自分が厳しいことは変わらないので、明日1日、スイングが良くなるように頑張ります」と話した。