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世界ランク50位以内を目指して「やるしかない」…小平智が暫定9位タイ
日本勢トップのトータル4アンダー暫定9位につけた小平智|(撮影:村上航)

<SMBCシンガポールオープン 2日目◇19日◇セントーサゴルフクラブ セラポンコース(7,398ヤード・パー71)>

マスターズに向けてやるしかない。

アジアと日本の共同主管試合である国内男子ツアー開幕戦『SMBCシンガポールオープン」に出場する、2017年賞金ランキング2位の小平智は、第2ラウンドを終えてトータル4アンダー・暫定9位タイ。マスターズ出場条件の3月末時点の世界ランキング50位以内入りを狙って、残りラウンドではひたすら上を目指していく。


前日、第1ラウンドの15番を終えたところで日没サスペンデット。この日は7時40分にプレー再開され、17番・パー3、18番・パー5でバーディを奪い、5バーディ・ノーボギー「66」として第1ラウンドを首位タイで終える。第2ラウンドは、1バーディ・2ボギー「72」とスコアを1つ落としたものの、暫定首位と3打差の好位置で予選ラウンドを終えた。

昨年の『日本オープン』期間中にエースドライバーのフェースにヒビが入って以降、"新エース探し"が続いている小平。「気持ちよく振ると曲がるので、おっかなびっくり振っている。置きに行っているから、曲がっていませんが…」と、本来、得意であるはずのドライバーだが、18ホール中4回と使用頻度は少ない。

一方で「昨年から自信を持っている」というショートゲームは冴えている。第1ラウンドのノーボギーは3名のみだが、小平もそのひとり。第2ラウンドは2ボギーとなったが、36ホールでパーオンを逃した9回中、8度パーセーブに成功した。

「4日間を想定したときに、(2日間で)あと2〜3つ伸ばしたかった。ですが、今の状況では仕方がない。アイアンショットの調子が良いので、上を目指すだけ。やるしかないです」

現在小平の世界ランキングは52位。1試合1試合でポイントを積み重ねていくしか道はない。