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【初日展望】モンスターコース攻略なるか!?復調の石川遼、前週覇者・時松隆光、ホスト小鯛竜也組に注目
石川遼が全英オープンスタートに向けてスタート!|(撮影:鈴木祥)

<ミズノオープン 初日◇24日◇ザ・ロイヤルゴルフクラブ(8007ヤード・パー72)>

世界最古のオープン競技「全英オープン」へとつながる前半戦の大一番が幕を開ける。国内男子ツアーの「ミズノオープン」がスタート。舞台は茨城県のザ・ロイヤルゴルフクラブ。昨年3月のグランドオープンから話題を集めている、国内屈指のロングコースだ。


総ヤーデージは8007ヤード。日によって使用ティグラウンドを変えるため、実際にこのヤーデージで行われるのは第3ラウンドのみの予定。とはいえ、深いラフに速いグリーン。700ヤード級のパー5など、タフなセッティングが選手を苦しめそうだ。

注目は2009年大会チャンピオンの石川遼。当時の開催コースは関西だったが、2連続OBからの劇的イーグルなど、センセーションを巻き起こした当時の輝きを取り戻すことができるのか。「頭がクリアになっている」と、悩んでいたドライバーに光明を見いだした石川。スタートダッシュを決めたいところだ。

石川と同組の時松隆光にも注目だ。先週の「関西オープン」でツアー3勝目を果たし、波に乗る。飛距離が出ないため、「フェアウェイをキープして、小技で勝負しかない」と話すが、「飛ばないなりの戦い方を見せる」と、こちらは2週連続優勝で、初海外メジャーを決めたいところ。

同じく同組には主催のミズノ期待の小鯛竜也。昨年はツアー初優勝を飾った新鋭が、すでに同社の看板を背負って、注目組でスタート。15年には手嶋多一が同社契約選手としてホスト優勝を果たした本大会。今年もミズノ勢の奮起はあるのか?