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カーヌスティでもワールドカップに熱狂、フランス優勝は何かの暗示!?
唯一のフランス人として今大会に挑むアレクサンダー・レビィ(撮影・Getty Images)|(撮影:GettyImages)

<全英オープン 事前情報◇16日◇カーヌスティGL>

ワールドクラスのサッカーに、ワールドクラスのゴルフ。これ以上の至福の喜びはほかにあるだろうかといわんばかりに、サッカーのワールドカップ決勝戦が行われた7月15日、全英オープンが行われるカーヌスティGLのギャラリービレッジは、スポーツファンが集まるパラダイスとなった。


ファイナルの開始時間になると、ビレッジでは多くの人がビールを片手にサッカー観戦をしつつ、ゴルフチャレンジでは自身のゴルフの腕試し。トップレベルのゴルファーたちが練習ラウンドをこなす姿も間近で見ることができるとあって、開幕まで中3日もあるのに早くも現地はヒートアップ!

サッカーのほうだが、下馬評では不利とされたクロアチアが序盤から積極的な攻撃を展開し、集まったギャラリーを大きく沸かせたものの、最終的にはフランスが4-2で勝利。カーヌスティでもたくさんの議論がかわされていたが、話題の一つは19年前の1999年、同会場で行われた全英オープンだった。

「カーヌスティの悲劇」。最終日、最終ホールまで2位に3打をつけながら、土壇場でトリプルボギーをたたいてプレーオフの末に敗れたジャン・バンデベルデは、今なおゴルフ界の語り草となっている。

今年、唯一のフランス人として全英オープンに出場するのがアレクサンダー・レビィ。フランス代表の20年ぶり優勝に勇気づけられないはずはない。先輩が悔しい思いをした地で、レビが雪辱を果たすことができるのか!?