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「いい流れできていたのに…」 松山英樹は18番のトリプルボギーで予選通過に黄信号
松山英樹は最終ホールでまさかのトリプルボギーを喫した|(撮影:GettyImages)

<全英オープン 2日目◇20日◇カーヌスティGL(7402ヤード・パー71)>

「全英オープン」2日目が行われ、首位と9打差の110位タイから出た松山英樹が1イーグル・2バーディ・1ボギー・1トリプルボギーの「71」でホールアウト。トータル4オーバーとスコアを伸ばせず、予選通過に黄信号がともった。


「感触も良くなってきたので、あした頑張ります」と初日のホールアウト後に語っていた松山。この日は、その言葉通りしっかりと見せ場を作った。パーを4つ並べた後に迎えた5番では、フェアウェイからのセカンドショットをピン奥50センチにつけバーディ。12番をボギーとした後の14番では6mのイーグルパットをねじ込み、笑顔も浮かべた。さらに難関の16番パー3もバーディとし、この時点でトータル1オーバー。予選通過を見据える位置で最終ホールに向かった。

しかし、ここで“落とし穴”にはまってしまう。UTで放ったティショットが左ラフへ行くと、残り205ヤードのセカンドショットがOBに。これには本人も「6番アイアンなので問題ないと思ったんですが、ミスショットなんですかね」と首をかしげるしかなかった。打ち直しの4打目はグリーン手前に落としたものの、ここから3パット。一気にリズムを崩した松山は大きくスコアを落とし、わずか1ホールで決勝ラウンド進出が厳しい状況へと追い込まれた。

「フェアウェイ、グリーンも止まるし、ピンを狙うショットが増えたと思う。いい流れで来ていたのでもったいなかった」と悔やんだ松山。現在の予選通過ラインはトータル2オーバー。このラインが下がるというわずかな望みにかけ、残りのラウンドを見守るしかなくなった。