Skip to main content
ニュース
DJとJTは姿を消す…、世界ランクトップ2がそろって予選落ちの波乱
予選落ちとなった世界1位のダスティン・ジョンソン|(撮影:村上航)

<全英オープン 2日目◇20日◇カーヌスティGL(7402ヤード・パー71)>

今季海外メジャー第3戦の「全英オープン」は波乱含みの展開。世界ランク1位のダスティン・ジョンソンと同2位のジャスティン・トーマス(ともに米国)がそろって予選ラウンドで姿を消すことになった。


5オーバーからスタートしたジョンソンは3番でバーディが先行したが、その後は2ボギーで後半に入ると、4バーディ・1ボギーの3オーバーで迎えた17番。予選カットライン上で上がり2ホールを迎えたが、ここをボギーとすると、最終ホールはグリーン手前の小川に入れてダブルボギー。前日トリプルボギーをたたいた魔のホールで、この日も大きくスコアを落とし、トータル6オーバーの104位に終わった。

一方のトーマスはまさに大乱調。2アンダーからスタートし、上位進出を狙ったが、6番からまさかの3連続ダブルボギー。一気にスコアを落とした。13番、14番で連続バーディを奪い予選通過圏内に復活したが、16番、17番で連続ボギー。1打足りず、トータル4オーバー、80位タイでメジャー2勝目は夢と消えた。

これにより、世界ランク3位で最終ホールのバーディでからくも予選を通過したジャスティン・ローズ(イングランド)と同4位のブルックス・ケプカ(米国)は優勝すれば世界ランクで初の1位に立つことになる。ローズは首位と9打差、ケプカは5打差。残り2日間で逆転を果たし、頂点を目指す。なお、ジョンソンの予選落ちを条件に同5位のジョン・ラーム(スペイン)にも頂点のチャンスがあったが、そのラームも大荒れの「78」で予選ラウンド敗退となった。