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【三日目展望】T・ウッズの復活劇か、T・フリートウッドの爆発か 日本勢4人の活躍は果たして?
タイガー・ウッズは10年ぶりのメジャータイトルに近づけるか(写真は2日目)|(撮影:村上航)

<全英オープン 3日目◇21日◇カーヌスティGL(7402ヤード・パー71)>

海外メジャー「全英オープン」が、いよいよ決勝ラウンドを迎えている。世界ランク1位のダスティン・ジョンソン、同2位のジャスティン・トーマス(ともに米国)がそろって予選落ち。世界ランク3位のジャスティン・ローズ(イングランド)はカットライン上で辛くも予選通過となるなど、世界ランク上位者が苦戦する波乱の展開となっている。


その中でトータル6アンダー・首位に立っているのは、2015年覇者のザック・ジョンソンとケビン・キスナー(ともに米国)。1打差・3位タイには、26年ぶりのイングランド人制覇がかかるトミー・フリートウッドら3人が続いている。

フリートウッドは2日目に「65」の猛チャージ。会場のカーヌスティでは、昨年の「アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権」でコースレコードとなる「63」をたたき出すなど相性も抜群。初のメジャー制覇をかけて、決勝ラウンドでも大爆発を見せるか。

3年ぶりに全英オープンへと戻ってきたタイガー・ウッズ(米国)の復活優勝にも期待がかかる。2000年、05、06年と大会を3度制しているウッズは、首位と6打差のトータルイーブンパー・29位タイからスタート。08年「全米オープン」以来、10年ぶりのメジャータイトル獲得で、5年ぶりの復活優勝を手にできるか。

また、本大会に10人出場した日本勢のうち、池田勇太、小平智(ともにトータル1オーバー・40位タイ)、川村昌弘(トータル2オーバー・52位タイ)、宮里優作(トータル3オーバー・65位タイ)の4人が決勝ラウンド進出。

小平は3度目の出場にして初の予選突破。米ツアー初優勝を経て、週末も今年はひと味違うところを見せつけたい。2日目に「67」をたたき出す活躍を見せた川村は、全英オープンには初出場。“旅人ゴルファー”として世界をまわる川村だが、海外メジャーで底力を発揮できるか。世界最古のメジャーも残り2日。世界最古のメジャータイトルを手にするのは、果たして。