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仕上げのバーディも笑顔なし、フラストレーションたまった池田勇太は「発散して帰る」
パットを嘆いた池田勇太|(撮影:GettyImages)

<全英オープン 3日目◇21日◇カーヌスティGL(7402ヤード・パー71)>

結果的にはスコアを伸ばせずに「全英オープン」3日前を終えた池田勇太。3バーディ・3ボギーでトータル1オーバー・51位タイ。アンダーパーグループ、そして少しでも上位を目指す最終日に向け、心配事はパットだ。


「フラストレーションがたまりすぎです。ショットは悪くない。チャンスは多かったけど、あとはそれが入るだけ」と、グリーン上の戦いに不満を残した。「カップの縁に止まるのが5回、通り過ぎたのが6回」と、あとわずかの差でビッグスコアを出し損ねた。

初日こそ28パットに終わって1アンダーをマークしたが、2日目、3日目はともに32パット。「入ったのは15と18だけ。昨日からずっと入らない」と、18番ではかろうじてバーディパットがカップに沈んでくれたが、春先からパット不振を抱えていた池田にとって、重く、荒れたグリーン上で納得の転がりを作り出せていない。

残すはあと1日。「もちろん、たまっているものを発散できればいいけど、発散できるか、ため込んで日本に帰るかどっちか」と、気持ちよく帰国するかはパター次第。「1つでも多くのバーディ、イーグルを」。攻めて、攻めて、ねじ込む気持ちで、順位を上げる戦いに挑む。