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藤本佳則が12年以来の全英OP切符獲得「今年はもっともっと頑張りたい」
2012年以来の全英切符を手にした藤本|(撮影:村上航)

<SMBCシンガポールオープン 最終日◇20日◇セントーサゴルフクラブ セラポンコース(シンガポール)◇7403ヤード・パー71>

国内男子ツアー開幕戦の「SMBCシンガポールオープン」最終日。単独首位から出た藤本佳則は4バーディ・1ボギーの「68」とスコアを3つ伸ばしたものの、「65」をたたき出したジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)にかわされ、トータル16アンダーの2位タイで大会を終えた。


「4日間いいゴルフができていた。2打足りなかったが、すごく良かったと思う」と振り返る一週間。もちろん「勝ちたいのが本心。悔しさはある」。課題としてパッティング、アイアンの距離感などを挙げて、「ほんの少しのところ」と話した。

とはいえ、これで有資格者を除く12位タイまでの上位4人に与えられる「全英オープン」の切符を獲得。自身としては2012年に出場して以来となる。「それは全く考えていなかった。メジャーは久しぶり。でも、今年はもっともっと頑張りたいと思う」と意欲を見せた。

「(オフの)トレーニングのやり方やスイングの考え方が良かっから、このスコアになったのだと思う。4月の日本での開幕まではそれを続けていけばいいと思う」と話した29歳。13年以来のツアー優勝はならなかったが、30歳となる節目のシーズンに向けて収穫は少なくない。