コース紹介

カーヌスティ

「世界でもっとも挑戦的なリンクスコース」

16世紀初頭からゴルフがプレーされてきたというカーヌスティ。その当時から世界の中でもっともタフなゴルフ場の1つとして知られてきた。無防備にさらされたスコットランド・アンガス海岸に吹き付ける強風だけでない。最高のショット以外はすべて転がりこむといわれるバンカーだけでもない。全英オープンを開催するコースの中では最長の7400ヤードという距離に加えて、コースの狭さがより、その難度を高めている。「風が吹けば英国でもっともタフなコースであり、風が吹かなくてももっとタフなコースだ」といわれるゆえんがここにある。

下の地図を使ってカーヌスティの各ホールをご覧ください。

 

Carnoustie Stats

 

Course Par:
71
Yardage:
7402

 

Last Open:
The 136th Open, (2007)

 

 

Lowest score in 2007:
64, Richard Green & Steve Stricker

 

 

 

KEY:
 
PAR3
 
 
PAR4
 
 
PAR5

1番ホール (Cup)
Par
4
Yards
396

 

1番ホール (Cup)

カーヌスティの1番は出だしにふさわしいホールだ。ティショットは広く、フェアウェイは左から右に傾斜している。セカンドはカーヌスティでは珍しくブラインドとなっているため、見えないグリーンに対して距離感が大事だ。
2007年大会では、タイガー・ウッズがティショットを左に曲げてOBとしている。

Hole Stats
Hole Par:
4
Hole Yardage:
396
Av.Score:
3.936 (2007)
Rank:
15 (2007)

Number of birdies or better:
85 (2007)

ホールガイド:1番ホール (Cup)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

わたしはいつもフェアウェイ右サイドのバンカーの左手前にレイアップします。ただし、フェアウェイの左サイド、すなわち、グリーンが唯一見える場所に置くことが本来は望ましい。

2番ホール (Gulley)
Par
4
Yards
461

 

2番ホール (Gulley)

少しでもティショットでミスをすればバンカー群につかまるため、距離と方向性の両方が試される。
フェアウェイをヒットできれば。セカンドも真っすぐ狙うことができるが、注意点は奥行き約60ヤードあるグリーン。番手選択が重要になってくる。

Hole Stats
Hole Par:
4
Hole Yardage:
461
Av.Score:
4.131 (2007)
Rank:
11 (2007)

Number of birdies or better:
67 (2007)

ホールガイド:2番ホール (Gulley)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

バンカーがよく効いたホールで、最も難解なのは、56ヤードの奥行きがあるグリーン。細長い形状のグリーンで、ピン横につけるのが非常に難しい。

3番ホール (Jockie’s Burn)
Par
4
Yards
350

 

3番ホール (Jockie’s Burn)

短いが、それにだまされやすいパー4。ピンのポジションによって、ティショットの戦略が求められる。
ティショットの狙いは真っすぐに見えるが、わずかでも左にそれると、バンカーが待ち受ける。
ホールの名前についているとおり、ジョッキーの小川がグリーンのすぐ目の前を流れており、ミスショットがつかまるようになっている。

Hole Stats
Hole Par:
4
Hole Yardage:
350
Av.Score:
4.197 (2007)
Rank:
8 (2007)

Number of birdies or better:
62 (2007)

ホールガイド:3番ホール (Jockie’s Burn)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

3番は今年の大会に向けて改修し、フェアウェイセンターのバンカー群の右のフェアウェイを拡張している。これによって、傾斜の強いグリーンと小川さえ攻略すれば、バーディが取りやすいホールになっている。

4番ホール (Hillocks)
Par
4
Yards
415

 

4番ホール (Hillocks)

やや右ドッグレッグのホール。フェアウェイ左サイドのバンカーの奥にはくぼ地があるので、そこを避けたい。
コース唯一のダブルグリーンで、バンカーによって周囲を固められている。手前よりは奥が賢明。

Hole Stats
Hole Par:
4
Hole Yardage:
415
Av.Score:
3.903 (2007)
Rank:
16 (2007)

Number of birdies or better:
90 (2007)

ホールガイド:4番ホール (Hillocks)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

気持ちよくティショットが打てるホール。左サイドのバンカー手前を狙って打つのがいい。ダブルグリーンはバンカーで守られていて、ティショットの落としどころから狙いを定めていきたい。

5番ホール (Brae)
Par
4
Yards
412

 

5番ホール (Brae)

右ドッグレッグのホールで、グリーンは2段グリーンとなっている。ピンが奥に切られた場合、最大で4番手違うこともある。距離の出る選手は280ヤード付近にフェアウェイと同じ幅で広がるくぼ地を避けるため、フェアウェイを突き抜けないようにしたい。

Hole Stats
Hole Par:
4
Hole Yardage:
412
Av.Score:
4.332 (2007)
Rank:
5 (2007)

Number of birdies or better:
41 (2007)

ホールガイド:5番ホール (Brae)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

風によるが、小川越えを狙うことも可能。ただし、賢明なのは、手前にレイアップし小川を避けて、フルショットでグリーンを狙うこと。ただし、グリーン上も複数の面があり厳しいホール。

6番ホール (Hogan’s Alley)
Par
5
Yards
580

 

6番ホール (Hogan’s Alley)

1953年大会を制した不滅のベン・ホーガンにちなんで名付けられたホール。ここからカーヌスティが熱気を帯びてくる。卓越風に向かって打つパー5で、厳しいホールになると予想される。“ホーガンの路地”と呼ばれ、バンカー群とOBのあいだの狭いフェアウェイを通すのが最良とされているが、非常に勇気が必要なショットになる。セカンドでもフェアウェイを走るくぼ地やOBが気になり、気を抜けない。

Hole Stats
Hole Par:
5
Hole Yardage:
580
Av.Score:
4.830 (2007)
Rank:
17 (2007)

Number of birdies or better:
179 (2007)

ホールガイド:6番ホール (Hogan’s Alley)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

6番は選手にいくつかの選択肢を用意している。天候にもよるが、私なら左のOBすれすれを狙ってフェードさせたいが、風が強ければ安全に右サイドに打っていく。2オンを狙うにしろレイアップをするにしろ、小川が効いてくるので注意が必要。

7番ホール (Plantation)
Par
4
Yards
410

 

7番ホール (Plantation)

6番に続き左サイドにはOBが続くホール。わずかでも右に押し出されたティショットはバンカーにつかまるようにうまく設計されている。

Hole Stats
Hole Par:
4
Hole Yardage:
410
Av.Score:
4.033 (2007)
Rank:
12 (2007)

Number of birdies or better:
64 (2007)

ホールガイド:7番ホール (Plantation)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

右のバンカーを狙って打って、手前に落とすのが賢い。グリーンは手前に外したくないので、外すにしても奥が安全といえます。

8番ホール (Short)
Par
3
Yards
187

 

8番ホール (Short)

カーヌスティ最初のパー3。左にはOB、バンカーに囲まれた砲台グリーンで、横風に注意してグリーンのセンターを狙いたい。

Hole Stats
Hole Par:
3
Hole Yardage:
187
Av.Score:
3.144 (2007)
Rank:
10 (2007)

Number of birdies or better:
53 (2007)

ホールガイド:8番ホール (Short)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

OBが目に入り、左奥に外すと転がり落ちる。グリーンは細長く、タフな見た目で実際にタフなホール。4日間ともにパーなら大満足のホール。

9番ホール (Railway)
Par
4
Yards
474

 

9番ホール (Railway)

左サイドのOB、右サイドのくぼ地、複数のバンカーと、ティショットが最重要になってくる。フェアウェイをヒットして一安心しても、グリーンへのアプローチもまた難しい。

Hole Stats
Hole Par:
4
Hole Yardage:
474
Av.Score:
4.228 (2007)
Rank:
7 (2007)

Number of birdies or better:
37 (2007)

ホールガイド:9番ホール (Railway)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

世界の中でも、ティショットの難度がもっとも高いホールの1つ。3つあるフェアウェイバンカーの位置が絶妙で、それを避けるとグリーンまでの距離が長くなりすぎるし、かといって超えることも難しい。

10番ホール (South America)
Par
4
Yards
465

 

10番ホール (South America)

ピンを狙うショットを打つためには、右サイドにある3つのフェアウェイバンカーを避けて、距離も出しつつ方向性にも注意しなければいけない。バックナインのスタートにふさわしいチャレンジングなホール。

Hole Stats
Hole Par:
4
Hole Yardage:
465
Av.Score:
4.343 (2007)
Rank:
4 (2007)

Number of birdies or better:
36 (2007)

ホールガイド:10番ホール (South America)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

左サイドのバンカーをめがけて、右を避けたい。もしティショットでフェアウェイを外したら、比較的広めのグリーン奥を狙いっていきたい。

11番ホール (John Philp)
Par
4
Yards
382

 

11番ホール (John Philp)

ティショットの決断が試される。フェアウェイバンカーを越えて狭いフェアウェイに向かってドライバーを握るか、グリーンまで距離を残して長い番手で打つか。
バンカーに囲まれたグリーンは奥から手前に下っており、パッティングに注意したい。

Hole Stats
Hole Par:
4
Hole Yardage:
382
Av.Score:
3.969 (2007)
Rank:
13 (2007)

Number of birdies or better:
80 (2007)

ホールガイド:11番ホール (John Philp)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

短いパー4だが、バンカーが巧みに配置され、逃げ場がない。追い風ならバンカー越えを狙う選手も出てきそうだ。

12番ホール (Southward Ho)
Par
4
Yards
503

 

12番ホール (Southward Ho)

2007年大会では2番目に難しいホール。選手に厳しいドライバーショットを求めてくるホールで、深いラフや左右にあるくぼ地を越えていかなければいけない。右サイドには大きなバンカーが2つ口を開け、右に曲がれば一発でバンカーに落ちる。グリーン周りのバンカーも避けなければいけない。

Hole Stats
Hole Par:
4
Hole Yardage:
503
Av.Score:
4.389 (2007)
Rank:
2 (2007)

Number of birdies or better:
21 (2007)

ホールガイド:12番ホール (Southward Ho)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

挑戦的なパー4で多くを求めてくる。左サイドへのティショットが理想。グリーンも難しく、4つ見えるバンカーが、より難度を上げている、コース上でも最も難しいホールの1つ。

13番ホール (Whins)
Par
3
Yards
175

 

13番ホール (Whins)

一見、短いホールだが、難度は高い。特に追い風の場合はグリーン上でボールを止めづらい。方向性を少しでも間違えればバンカーに滑り落ちる設計。バンカーのアゴも高く、寄せて1パットのパーで切り抜けられるか、選手のスキルが試される。

Hole Stats
Hole Par:
3
Hole Yardage:
175
Av.Score:
2.958 (2007)
Rank:
14 (2007)

Number of birdies or better:
84 (2007)

ホールガイド:13番ホール (Whins)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

ティグラウンドから威圧的に映る美しいパー3。グリーン幅は狭いが、風向きによってはショートアイアンで打てるため、多くの選手にとってバーディチャンスを作りたいホール。

14番ホール (Spectacles)
Par
5
Yards
513

 

14番ホール (Spectacles)

ゲーリー・プレーヤーが生涯一のショットを放ったのが1968年。イーグルに結びつけ、勝利を飾った。左のOBとバンカーを除いても難しいティショットが要求されるが、現代の距離を考えると短いパー5。そのため2007年にはもっとも易しいホールで、4日間で210コのバーディに最終日の7つを含む9コのイーグルを出した。

Hole Stats
Hole Par:
5
Hole Yardage:
513
Av.Score:
4.549 (2007)
Rank:
18 (2007)

Number of birdies or better:
229 (2007)

ホールガイド:14番ホール (Spectacles)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

戦略的な発想が必要とされるティショット。大きなキャリーで攻めれば、グリーンまで短い距離が残る。アゲンストの風になったり、フェアウェイを外すと、バンカーが効いてくる。

15番ホール (Lucky Slap)
Par
4
Yards
472

 

15番ホール (Lucky Slap)

ゴルフ史上、ここまでパー4のホールを難しくすることができるのかというほどの難度。真っすぐ正確で距離を出すティショットに加え、ガードが固いグリーンへも難度の高いショットが求められる。グリーン手前25ヤードに位置するバンカーに入れると1打で出すのも苦労する。

Hole Stats
Hole Par:
4
Hole Yardage:
472
Av.Score:
4.347 (2007)
Rank:
3 (2007)

Number of birdies or better:
26 (2007)

ホールガイド:15番ホール (Lucky Slap)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

フェアウェイは左から右へ傾斜しており、ティショットは右に待ち構えるバンカーに落ちやすい。このホールをうまく乗り切るには、まずこのバンカーを避けること。グリーン手前はグリーンに向かって下り傾斜となっており、奥にこぼすのを防ぎたい。

16番ホール (Barry Burn)
Par
3
Yards
248

 

16番ホール (Barry Burn)

風に向かって打つことが多いホールで、1975年大会では、トム・ワトソンが5回このホールをプレーし、パーを1度も取れなかったことで有名。1968年にはジャック・ニクラスただ1人、ファイナルラウンドでピンより奥に乗せた。
パーを取ることができれば最高の結果といっていい。2007年大会では、4日間を通してバーディ19コと2番目に少ないホールとなった。

Hole Stats
Hole Par:
3
Hole Yardage:
248
Av.Score:
3.312 (2007)
Rank:
6 (2007)

Number of birdies or better:
19 (2007)

ホールガイド:16番ホール (Barry Burn)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

手前と右に外すとトラブルになる難度の高いパー3。多くの選手が外すなら左と、そこから寄せてパーを拾いにいくホール。クラブ選択としては7番アイアンから3番ウッドまで使う可能性がある。

17番ホール (Island)
Par
4
Yards
460

 

17番ホール (Island)

カーヌスティの恐怖のフィニッシュに向かうなか、バリーバーン(バリーの小川)がホール内をうねりながら走る。ティショットはアイランドフェアウェイ部分に落とすことが求められ、そこからもハリエニシダやバンカーに囲まれたグリーンを狙うことになる。

Hole Stats
Hole Par:
4
Hole Yardage:
460
Av.Score:
4.170 (2007)
Rank:
9 (2007)

Number of birdies or better:
34 (2007)

ホールガイド:17番ホール (Island)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

コースで1番タフなホールだろう。フェアウェイ右サイドの小川すれすれまでティショットを飛ばしたい。グリーンは左から右に傾斜しているため、少し左目を狙うのがベスト。

18番ホール (Home)
Par
4
Yards
499

 

18番ホール (Home)

2007年大会でもっとも難度が高かったホール。ほかのどのコースでもこれほど難しい最終ホールはないだろう。左右の小川がティショットの難度を高め、フェアウェイ右サイドのバンカーがやっかいだ。1975年大会では、ジョニー・ミラーが最終日にここから脱出に2打を要した。グリーン手前にはバリーバーン(バリーの小川)が大きな障壁となっており、1999年大会のジャン・バンデベルデの悲劇を起こした。

Hole Stats
Hole Par:
4
Hole Yardage:
499
Av.Score:
4.611 (2007)
Rank:
1 (2007)

Number of birdies or better:
17 (2007)

ホールガイド:18番ホール (Home)

ポール・ローリーのワンポイントアドバイス

素晴らしい最終ホール。勇敢に攻めなければならず、左サイドを狙ったOBやバンカーに入らないように願うしかない。バンカーに入れば、グリーンを狙うことはできない。横幅がなく右サイドに大きなバンカーが待ち構えるグリーンが最後まで選手を苦しめる。といって左に外すと、跳ねてOBの可能性もある。全英オープンの最終ホールとして挑戦的なホールだ。

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